Ｓｐｌｕｓｈ文庫 最強アルファと発情しない花嫁

中原 一也【著】/奈良 千春【イラスト】

イースト・プレス（2020/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 238p／高さ 15cm
• 商品コード 9784781686240
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

中原一也［ナカハラカズヤ］
著・文・その他

奈良千春［ナラチハル］
イラスト

内容説明

オメガの五色はまだ人生で一度も発情期がきていない。このまま一生自分は発情しないだろう。そう思っていた矢先、軍人・黒瀬と出会い、初めての発情が起きてしまう。黒瀬はオメガの発情を自由に操れる『Ｓアルファ』という特別な存在らしい。発情してしまったのは黒瀬の特別な性質のせい…？初めての体験に困惑する五色。しかも、五色は軍の探していた『Ｓオメガ』であるという。そのことを知った黒瀬はなぜか軍には報告せず、自らの屋敷で五色を匿う。一緒に暮らすうちに互いに惹かれていく二人。だが、五色のことが軍にバレて―！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[辺辺]

積本崩し。辛口御免。内容は浅い。要するに、童貞同士の特別なアルファと特別なオメガがお互いに一目惚れして(お互いにしか発情しない)、めでたく家族になる話。軍の機密を部外者が簡単に手に入れられてたまるものですか。子供をたくさん出してごまかしてもだめだ。タイトルに偽りあり、発情しまくってるし。いっとくけど(誰に？爆)奈良絵の軍服カッコいいのと子供たちがかわいい以外特にこれっといった感想はない。はい、以下自粛。

2020/01/24

[beniko]

作者初のΩバース物。Sアルファ、Sオメガなど、独自の設定が生きていて、すごく良かった！面白かった！特にSアルファの黒瀬が、もう最高。アルファらしさもあり、表現ベタで不器用だけど、とても愛情深い。Sアルファでありながら傲慢ではなく『俺となんて嫌だろう』と、多分一瞬で魂の番だと確信していただろうに、無理には奪わない人間性に五色ならずともメロメロ。上沼に無理やり番わされるシーンではギリギリで救われ未遂に終わることを期待してたが、さにあらず、本当に痛ましかったが描写は最小限だったのが救い。幸せ甘々ラストも最高。

2020/02/11

[koto]

<再読> 新刊読むために読み返し

2022/06/27

[＊ちえ＊]

紙本。中原先生初オメガバースは..なんて可愛いのかしら！！って思ってしまった。スーパーなα攻め様の純愛、良かった。そして軍服良き！！軍服で巣作りしちゃえばいい！緊張感ある中になぜかクスッとしてしまうの中原先生作品らしさがあった。DT万歳w

2020/03/29

[きなこチロル]

【honto／最強アルファと発情しない花嫁１】Ｓとはスーパーと言って希少な存在。Ｓアルファ黒瀬とＳオメガの五色。『持つ者』『持たざる者』の苦悩。黒瀬は無愛想で不器用だけど、子供や五色に対する優しさが見られてとても良かったし軍服姿もかっこよかった…！五色も環境に適応するの早いような気がしたけど、子供たちと黒瀬も一緒に幸せになってね。ネスティング行為かわいいよ〜表紙の構図も良かった。ところで、中原先生ってNTRシチュ好きなのかな？（笑）

2020/02/10