出版社内容情報
渡邊大門[ワタナベダイモン]
監修
かみゆ歴史編集部[カミユレキシヘンシュブ]
編集
内容説明
徳川家康の生涯は、じつに波乱に富んでいた。少年時は今川義元の人質になり、その後は織田信長、豊臣秀吉という天下人に仕えた。多くの合戦に出陣し、時には命の危機もあったが、信長や秀吉と比べると家康の印象は薄い。しかし、現在の研究では私たちがよく知る家康の「有名なあの話」も、じつは誤りだったということが珍しくない。本書では、そんな家康にまつわる99の謎を取り上げ、かかわった合戦と豊富なエピソードをカラービジュアル・図解で解説する。
目次
1章 戦国大名まで駆け上がった家康(徳川家康の出身氏族松平氏とはどんな家柄?;家康の生家である安城松平氏のポジションとは? ほか)
2章 信長の盟友として献身的な家康(合戦 武田信玄と同盟を結び今川領に攻め込んだのはなぜ?;織田信長が足利義昭を奉じて上洛した時は家康も一緒だった? ほか)
3章 豊臣大名としての家康の立ち回り(合戦 徳川・北条・上杉が争った天正壬午の乱とはなにか?;合戦 天正壬午の乱での領土問題が将来に大きな禍根を残した? ほか)
4章 耐えに耐え天下人になった家康(家康がすぐに征夷大将軍にならなかったのはなぜなのか?;征夷大将軍職をすぐに秀忠に譲ったのはなぜか? ほか)
5章 知っているようで知らない家康の素顔(徳川家康の兄弟姉妹にはどのような人がいるのか?;家康の子どもは何人いたのだろうか? ほか)
著者等紹介
渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年、神奈川県横浜市生まれ。関西学院大学文学部史学科卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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