出版社内容情報
堀江宏樹[ホリエヒロキ]
著・文・その他
内容説明
戦国武将の金銭トラブル/渋沢栄一の年収変遷/シェイクスピアの秘密の副業ほか多数。日本史・世界史の偉人42名の金銭事情を、現代日本円に換算して生々しく紹介する。誰もが知るあの偉業は、実際のところ、どれだけの富を生み出したのか?偉人たちは、どう収入を増やしたのか?何につぎ込んだのか?給料・借金・税金・遺産を調査し、彼らの生きざまを読み解く。良識ある研究者は手を出したがらない「禁断のテーマ」に挑む、実験的歴史エッセイ。
目次
第1章 世界の偉人の年収
第2章 日本の偉人の年収
第3章 偉人のイカれた金遣い
第4章 偉人のマネーテクニック
第5章 偉人の金銭トラブル
第6章 偉人にまつわるアレコレの値段
著者等紹介
堀江宏樹[ホリエヒロキ]
作家、歴史エッセイスト。大ヒットしてシリーズ化された『乙女の日本史』(東京書籍)、『本当は怖い世界史』(三笠書房)のほか、著書多数。雑誌やWEB媒体のコラムも手掛け、恋愛・金銭事情を通じてわかる歴史人物の素顔、スキャンダラスな史実などをユーモアあふれる筆致で紹介してきた。漫画作品の原案・監修協力も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rosetta
27
意外と稼いでいたあの人たち、という単なる興味本位の本。何しろ今の世界でさえ国が代われば貨幣価値も代わるのだから(パリではラーメン一杯が2000円とか)歴史上の貨幣価値なんて(そもそも貨幣経済であったかどうか)恣意的にいくらでも操作でき現代の価値にした場合十倍くらいの差が出るのも当たり前に出てくる。一番わかりやすいのは平均的労働者の何倍の収入があったか、とか総理大臣よりも多かったとかの他との比較だろう。それより夏目漱石の生前に売れた部数は十万部に足りないのに学問のススメ(全十七篇)は340万部売れたとか。2022/05/16
スプリント
8
内容は面白いがまとまりがない印象。2022/05/01
ジン
7
歴史上の人物の金銭事情。週刊誌を読んでる気分。2022/10/14
むさみか
4
偉人ってどちらかと言うと 生前は理解されなく・・・清貧で というイメージがありますでしょ ところがどっこい 皆さん 結構稼いでますよ 当時の金銭感覚を よく考えた 財産の計算ですので リアルに感じますね 昔は人件費がただ同然なので 今とかなり感覚が違いますから 2022/04/08
眉は目より太い
1
割りかしボンボンが多いんなと思った。あと、吝嗇家で名を残すのは、大概貧乏を経験しているからなんだなと思った。2022/02/13