出版社内容情報
寺門和夫[テラカドカズオ]
著・文・その他
内容説明
2022年宇宙ホテル開業。2024年人類再びの月面着陸。2030年火星に人類到達。人類宇宙進出へ怒涛の2020年代が始まった!観光、衛星、ロケット、惑星探査―世界の最新宇宙開発を一挙紹介!
目次
第1章 2020年は宇宙観光元年―サブオービタル宇宙旅行から宇宙ホテル、そして商業宇宙ステーションへ
第2章 2024年、アメリカが再び月着陸を目指す「アルテミス計画」
第3章 人工衛星は「コンステレーション」の時代へ
第4章 大型ロケットも小型ロケットも群雄割拠の時代に
第5章 独自の路線で開発を進める宇宙新興国
第6章 宇宙と安全保障
第7章 進む太陽系探査計画
著者等紹介
寺門和夫[テラカドカズオ]
一般財団法人日本宇宙フォーラム宇宙政策調査研究センターフェロー。科学ジャーナリストとしても活動するほか、小松大学客員教授もつとめている。科学雑誌『ニュートン』の編集責任者を創刊以来長年にわたってつとめ、NASAやロシアの宇宙施設をたびたび訪問してきた。30年間以上、世界の宇宙開発の取材を続けている。現在は主に宇宙ビジネス、月・惑星探査、宇宙安全保障などを調査研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
25
刊行から3ヶ月程と最も最新の状況を捉えられる一冊。数年前で理解が止まってた部分も多く、とても参考となります。2020/04/26
わんにゃん
2
「火星にもかつて大量の水が存在し、地球と同じような生命に適した環境が存在したと考えられる。」って、、、地球もいつか他の星の学者さんからこんなことを分析される日がくるのだろうか。何だかすごくやるせない。2020/05/03
lop
1
そこまで宇宙に興味があるわけではないけど、凄くおもしろいし、未来の世界だと思いました。 これからの各国や企業の宇宙開発やアルテミス計画、どうなるのか楽しみです。 いい本でした。2021/02/19
もりぞう
1
宇宙開発の背景には、各国の軍事活動が深く関わっていることを知り、なかなか奥深いなと感じた。宇宙開発によって、世界がどう変化していくのか、また、現在の衛星の状況がどうなっているのかが分かり、勉強になった。日本は宇宙に関して出遅れている印象があったが、案外、そうでもないことも分かり、少し安心した。宇宙も含めて、環境を大切にしてほしいなあ…。2020/06/11
ペイン
0
最新の宇宙開発計画の動向が知れた。 アルテミス計画、ゲートウェイ構想。米政策は高軌道は国主体、低軌道は民間。民間の宇宙利用構想。コンステレーション、インターネット包囲網。米中競争、覇権争い、安全保障。月、火星、小惑星、木星土星とその衛星への探査計画。 最初に年表で一覧でまとめられているのがわかりやすい。2021/07/23