出版社内容情報
久保正行[クボマサユキ]
著・文・その他
内容説明
あまりに身近な「警察官」という存在。しかし、「刑事ドラマ」や「交番のお巡りさん」のイメージが強く、職業としての実態はなかなかつかめない。30万人を擁する巨大な警察組織のなかで、警察官はどう働いているのか。組織体系や人事、警察学校の授業内容、交番勤務の苦労、犯罪捜査のいろは、そして一流の警察官たちが事件解決にかける執念。一介の巡査から捜査第一課長まで務めた元・刑事が、刑事ドラマには映らない、仕事としての「警察官の実像」を明かす。
目次
1章 職場としての警察組織(交番、警察署、警察本部、警察庁;多種多様にある各部署の業務 ほか)
2章 念願の刑事になる(ドラマの中の刑事;生まれ故郷を出る決意 ほか)
3章 犯罪捜査の心構え(100日間で7割の事件は解決する;事件現場では鑑識優先 ほか)
4章 捜査員を統率する(刑事は成功からしか学べない;歩きながら事件を組み立てる ほか)
5章 警察官としての使命(警察官の「察」は、「人の心を察する」の「察」;異常に仕組まれた偽装誘拐事件 ほか)
著者等紹介
久保正行[クボマサユキ]
1949年、北海道十勝管内新得町生まれ。第62代警視庁捜査第一課長。67年、警視庁に入庁し、71年、警視庁刑事に。74年に捜査第一課に異動、以後警視正までの全階級で捜査第一課に在籍。鑑識課検視官、理事官ほか、田園調布署長、第1機動捜査隊隊長、渋谷署長などを経て、2008年2月、警視庁第七方面本部長を最後に退官。現在、日本航空株式会社勤務。新得町観光大使、警察政策学会員、国際警察協会(IPA)員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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