出版社内容情報
細川博昭[ホソカワヒロアキ]
著・文・その他
内容説明
驚異の能力で千キロ超の距離を飛び帰巣するハト。神の遣いから一変、ある時代から嫌われ者になってしまったカラス。二千年も人と暮らし、その関係が濃すぎる故に数を減らしつつあるスズメ。遙かな昔から私たちの傍には鳥の姿があった。現代、東京の空にはインド・スリランカ産の群やかな緑色のインコが飛び、いずれ「日本の鳥」となるといわれる。鳥たちの歴史は長くその世界は驚くほど広い。身近に見られる35種の鳥たちの意外な歴史とたくましい生き方を紹介する。
目次
1章 人間といい距離で暮らす(ハトが秘めている驚異的な能力 ドバト;神の遣いにして、恋の鳥 ハシボソガラスとハシブトガラス ほか)
2章 日本人から愛されて(平安貴族に愛玩された鳥 ヒヨドリ;ウグイス色はメジロ色? メジロとウグイス ほか)
3章 水辺でなごむ(水戸黄門も長屋王もツルを飼った タンチョウ;ユリカモメとミヤコドリの微妙な関係 ユリカモメとミヤコドリ ほか)
4章 気がつくとそこにいる(鳥の芸といえばヤマガラだった ヤマガラとシジュウカラ;トビはあまり猛禽類らしくない? トビ ほか)
著者等紹介
細川博昭[ホソカワヒロアキ]
作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、ほか所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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