出版社内容情報
井上さく子[イノウエサクコ]
著・文・その他
内容説明
日本に必須の社会インフラとなった「保育」だが、待機児童問題、保育士不足、園建設反対など、現場は今、揺れに揺れている。そんななかで、肝心な「子ども」の存在が置き去りにはされていないだろうか。40年にわたって、保育士として、園長として、子どもの代弁者・伴走者であり続けた著者が、仕事への情熱と葛藤、そしてすべての子どもたちへの想いを綴る。
目次
1章 保育士の現場(保育ってなんだろう?;子どもと正面から向き合う ほか)
2章 保育士をめざして(遠野に生まれて;近所の子どものお世話係 ほか)
3章 保育士として、母親として(初めての異動;「ケガをさせる」という失敗 ほか)
4章 保育園は園長によって決まる(主任保育士はパイプ役;「園長」としての使命 ほか)
5章 子どもの未来のために(園長を辞めてからも;イキイキした園とは? ほか)
著者等紹介
井上さく子[イノウエサクコ]
1953年、岩手県遠野市生まれ。臨床育児保育研究会・環境部会世話人。新渡戸文化短期大学非常勤講師。目黒区立の保育園で、保育士として38年間勤務する。2014年3月、目黒区立ひもんや保育園園長を最後に保育士生活に幕を閉じる。「子どもの代弁者」として、研修会や講演会など多数行っている。また、遠野あとむのペンネームで、詩作、朗読詩、イラストレーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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