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もし京都が東京だったらマップ―くらべて楽しむ「街の見方」

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781680224
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0225

出版社内容情報



岸本千佳[キシモトチカ]
著・文・その他

内容説明

2015年末、京都で不動産業を営む著者が「もし京都が東京だったらマップ」を制作し、個人ブログにアップした。本書では、著者がどういう目線で東京と京都の街を比較したのか、そして調査で体得した街歩きの極意を解説する。

目次

第1章 「もし京都が東京だったらマップ」をつくった理由(理由1 京都を説明するときにわかりやすい;理由2 京都に対する偏見を解きたい ほか)
第2章 京都×東京を徹底比較!街歩きが10倍楽しくなるマップの読み方(比較1 四条大宮×赤羽―表通りからはわからない立ち飲み天国;比較2 烏丸×丸の内―ランチ戦争勃発中のオフィス街 ほか)
第3章 京都は「暮らす」目線で見るとおもしろい(「街を耕す」私の仕事;きっかけは「町家カフェブーム」だった ほか)
第4章 巻末特別対談 三浦展×岸本千佳「街歩きの達人」と語る京都の魅力(観光は東側、住むのは西側;京都は「住む場所」として考えるとわかりやすい ほか)

著者等紹介

岸本千佳[キシモトチカ]
1985年京都生まれ。2009年滋賀県立大学環境建築デザイン学科卒業後、東京の不動産ベンチャーに入社。シェアハウスやDIY賃貸の立ち上げに従事する。2014年京都でaddSPICEを創業。物件オーナーから不動産の企画・仲介・管理を一括で受け、建物の有効活用を業とする。そのほか、改装できる賃貸サイト「DIYP KYOTO」の運営、京都への移住者を応援するプロジェクト「京都移住計画」の不動産担当、暮らしに関する執筆などでも活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

354
京都を東京の地名に当てはめたらというお題で面白く読めた。どちらもある程度知ってる身としては、あるあると思った。でも新宿ないなぁ。2016/09/21

岡部敬史/おかべたかし

81
「京都と東京のこの街は似ているね」という本なのですが、著者が不動産のプロということもあり実に読ませます。「四条烏丸=丸の内」という誰もが納得レベルから「叡山電車沿線=中央線」という「えっ?そう?そうかも!」と思わせる意外なラインまで多種多様で楽しい。池袋は京都のどこにもないというのには思わず笑いました。京都の新たな一面が見える好著でした。2017/01/20

ミーコ

34
京都と東京に詳しい人にはオススメの本。2017/02/14

サルビア

30
これから、京都に住むので、大変参考になりました。著者が不動産業だったこともあり、その目線からの建物だったり、町の歴史だったりが書かれていてそれも良かった。2017/04/24

みや

25
読書会紹介本。京都と東京の街を比較しながら両所の魅力を伝えるガイドブック。京都は観光名所ですら位置関係に混乱するし、東京は地名だとよく分からない。地理が苦手なインドア派な私には、残念ながら結局どちらの都市もピンと来なかった。「目的地に最短距離で行って帰る」という考え方は凄く勿体ないのかもしれない。行ったこともある東京各地の魅力を端的に説明してくれており、様々な面白さを見過ごしてきたことに気付かされた。本書の狙いとは違うかもしれないが、京都を知ることで東京近郊を「観光」という新しい見方で歩きたくなっている。2018/05/21

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