出版社内容情報
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
著・文・その他
内容説明
優位に立つ、相手の心を探る、デキると思わせる、その気にさせる、ノーと言わせない、そしてピンチを脱する…社会の厳しい目を逃れながら世の中を渡るヤクザが編み出したマル秘テクニックとは。言ったら揚げ足を取られる「NGワード」と、相手を手玉に取る「OKワード」を紹介。ヤクザから、ホスト、ホステス、政治家、トップ営業マンまで“対人関係のプロ”たちに取材してきた著者が取材ノートに書きとめた、ビジネス心理戦に絶対負けない「話し方」の極意。一瞬で優位に立つ必殺の一言45!
目次
第1章 「一瞬で優位に立つ」ものの言い方
第2章 「思いどおりに人を操る」ものの言い方
第3章 「デキると思わせる」ものの言い方
第4章 「相手をその気にさせる」ものの言い方
第5章 「ノーと言わせない」ものの言い方
第6章 「ピンチを脱する」ものの言い方
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県呉市生まれ。拓殖大学を卒業後、週刊誌記者を経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、日本空手道「昇空館」館長を務め、武道家としての顔も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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澤水月
35
予想以上に面白い、途中までビジネス書と気付かず。ヤクザは切った張ったよりブラフ。下手うったのに自覚薄い手下には怒らず「早まって指詰めるんじゃないぞ」…ビジネスなら呑気な部下に「辞表書くなよ」で「そんな大事俺はしたのか」と自覚させる。実はヤクザはヒトラーの演説「鉄のような粘り強さなら我らの所業はくじかれぬ」を学ばずとも染み込ませ「死ぬ覚悟でやりゃ負けねえ!」。巧妙に論理をすり替え人を鼓舞。居直りで落とし前逃れた関西極道に「死中に活ですね」と言い「シチュー?」と返されたり笑える、が巧妙な隠れ黒社会除けにもいい2016/03/25
すみけん
10
その筋の方の「ものの言い方」は、意識的にか無意識なのか、心理学に通じているようだ。どう言えば、人を自分の手中に収めることができるか、その、咄嗟の言葉の使い方は絶妙である。これに嵌められて泥沼にはまり、骨の髄までしゃぶられ泣いた人がどれだけいたのか、と思いつつ、こんなものの言い方ができれば、仕事ももっとスムーズに自分のペースで進められたかも、と思ってしまう。2019/07/24
くま
2
まさしく言葉を上手に使った心理戦。ヤクザと関わらないことが一番だが、仕事上応用できる部分はある。ただし、悪用ではなく円滑なコミュニケーションのための利用です。2019/10/24
どらんかー
2
使ってみたい2016/07/27
great man kj
2
相手とのやり取りに窮している。なんとかしなければ。と手にした本です。2016/03/13