出版社内容情報
菊地成孔[キクチナルヨシ]
著・文・その他
内容説明
2007年から2010年の4年間と、震災を経て4年後の2015年へ―刻々と変わっていく日本の空気を、ジャズミュージシャンの菊地成孔が記憶と忘却を行き来しながら描き出す、異形の社会時評エッセイ集。荒治・経済・芸能・文化・スポーツ・食をめぐる多種多様な「時事ネタ」から膨らむ近過去の風景が、疲弊した自律神経と魂に沁みわたる。文庫化に際し、書き下ろし「SNSってファシズム用だっけ?逆だっけ?どっちでもいいか」を収録。
目次
第1部 日本人にとって挽き肉とは何か(セーヴ・ザ・ペコちゃん(女たちよ!)
「どっちが好きなの?はっきり言って」 ほか)
第2部 本当のオトナは幼児プレイをしなくちゃ(他人なんて殺せませんよ。家族じゃあるまいし。;本当のオトナは幼児プレイをしなくちゃ ほか)
第3部 パソコンにマスクをつける日(結局、50年も同じだったわけよアイツ;アワ・ファニー・ヴァレンタイン ほか)
第4部 恋する国民(歌舞伎化する国政;結構良いですよ。メガネを外して観れば。 ほか)
著者等紹介
菊地成孔[キクチナルヨシ]
1963年千葉県銚子市生まれ。ジャズミュージシャン。84年にプロデビューし、現在はdCprG、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、ダブセプテッドを主宰する他、大谷能生とのヒップホップユニット、ジャズドミュニスターズとしても活動。音楽プロデューサー、音楽講師、TBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」(2011年4月~)のメインパーソナリティーなど、音楽をめぐる様々な職に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichiro-k
四野一二三
しーふぉ
緋莢
garth