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極道の品格―山口組四代目暗殺の首謀者 石川裕雄の闘い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781671307
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0136

出版社内容情報



木村勝美[キムラカツミ]
著・文・その他

内容説明

「自分の信念にもとづき、自分だけの責任でやったこと。部下は自分の命令に従っただけで、責めはすべて自分ひとりにある。この期におよんで逃げ隠れはしたくない」―。史上最大の抗争劇となった山一抗争において、四代目山口組組長暗殺チームを指揮した悟道連合会会長・石川裕雄は、死刑求刑に身じろぎもしなかった。彼の人生には「任侠」の二文字が深く刻み込まれていた。獄中での言葉、組員や友人の証言等から、伝説の極道の生きざまが浮かび上がる。

目次

第1章 山菱の刺青
第2章 小西一家若頭斬殺
第3章 北山組若頭へ昇格
第4章 一和会直参へ
第5章 襲撃前夜
第6章 四代目暗殺
終章 極道の品格

著者等紹介

木村勝美[キムラカツミ]
1939年、東京都生まれ。ジャーナリスト、ノンフィクション作家。1986年『新宿歌舞伎町物語』(潮出版)で潮賞ノンフィクション部門最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みむら しんじ

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山口四代目竹中正久組長暗殺の首謀者、石川裕雄のその思想の背景を真正面から描いた。小規模ながら組長である石川自身が暗殺実行犯になることにこだわったが、最終的には他人の任せざるを得なくなった。しかし、逮捕後の裁判であくまでも自分一人の指図であり、すべての責任を自分が負うと貫き通した。仮釈放のチャンスもありながら「あくまでも義のためにやったことで卑屈な思いで出所したくはない」と周囲の勧めでの抗弁を断った。江戸時代の本当の「任侠道」に憧れてそれを貫き通した男を描くノンフィクション。山口組抗争史としても詳しい。2015/07/11

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