出版社内容情報
森田靖郎[モリタヤスロウ]
著・文・その他
内容説明
ブランド品を買いあさる中国人富裕層が大挙して来日する一方、カネと自由を求めて日本で犯罪に手を染める中国人も近年激増している。中国の戸籍問題は日本において偽装結婚・偽装認知ビジネスとなり、強盗などの犯罪を出稼ぎで容易に行えるビジネス・ネットワークすら存在している。すべては複雑に絡み合い、中国の暗部で深く結びついていた。「大阪替え玉殺人事件」や「山形母娘殺傷事件」などの事件を追いながら、中国黒社会の実態に迫る衝撃のルポ。
目次
第1章 黒社会1―戸籍ビジネスの女老板(大阪替え玉殺人;戸籍を裏ビジネスにした女老板;「死体なき殺人」の公判)
第2章 黒社会2―出稼ぎ犯罪のビジネス化(山形母娘殺傷事件;日中合同の強盗団;黒幕を追って)
第3章 黒道―「黒い子どもたち」の反日(毒入りギョーザ事件;黒い子どもたち;中国政府の黒い影)
第4章 黒客―日本を乗っ取るネットスパイ(チャイナタウンの裏側;中国はネット世界を制圧する;日本乗っ取り)