文庫ぎんが堂 ＡＶ黄金時代―５０００人抱いた伝説男優の告白

太賀 麻郎【著】/東良 美季【構成】

イースト・プレス（2010/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 501p／高さ 15cm
• 商品コード 9784781670256
• NDC分類 916
• Cコード C0195

出版社内容情報

太賀麻郎［タイガアサオ］
著・文・その他

東良美季［トウラミキ］
著・文・その他

内容説明

伝説の男優、太賀麻郎。あの１９８０年代、絡んだ女優はエクスタシーを感じて、恋をし、「もう一度逢いたい」と訴えた。無数の女たちを虜にした彼は、その女の心の哀しみまでも抱きしめ、セックスで幸せにしていった。まだＡＶという名前さえなかった時代、女たちは何を希求したのか。男たちは何を掴もうとしたのか。ＡＶ創世期はいかに黄金時代を迎え、やがて崩壊していったのか。女と男、快楽、生と死、欲望産業の闇と光を告白した実録物語。

目次

ｉｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ　一人の男優にまつわる伝説
２００８年　結核病棟の屋上から
１９８４年　フィルムの向こう側の光と闇、ＡＶ黎明期
１９８５年　セックスで稼ぐ女、孤独な素顔
１９８６年　ヤクザ、スカウトマン、怪しい男たちとの日々
１９８７年　女優たち、恋愛、セックス、生と死の物語
１９８８年　変貌する業界、淫乱ブーム、芸能界の闇、そして
１９９４年～　終章時間は流れた

著者等紹介

太賀麻郎［タイガアサオ］
１９６４年５月２６日、東京生まれ。ＡＶの仕事で２０００人、プライベートで３０００人、合わせて５０００人の女を抱いた伝説の男優。１９歳のときに『あやめの本番―わたしの舌には硬すぎる』でデビュー、『いんらんパフォーマンス』シリーズなどの代表作はじめ２０００本に出演、歴代ＡＶクイーンと共演をし、公私ともに彼女たちと濃密な時間を過ごす。８０年代、９０年代のトップ男優として疾走するも謎の引退

東良美季［トウラミキ］
１９５８年生まれ。編集者、ＡＶ監督、音楽ＰＶディレクター等を経て執筆業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[nobody]

代々木忠と中村淳彦が、著者の太賀麻郎を「敬愛」するといっている。一体、男から敬愛されるAV男優太賀麻郎とは？　私も、同じような感情を抱いていた。mixiでマイミクにしてもらったのだが、その後誤解から喧嘩別れした。もし彼が栄光だけの男ならば単なる嫉妬の対象として終わりだったが、彼には挫折もあった。たいていの人はそのリスクを恐れて平凡で無難な道を選び、その結果彼のような人生は送れない。彼の生き様を最も端的に形容した表現は、“決してブレーキを踏まない男”（by代々木忠）であろう。太賀は山口組と一和会の抗争の真っ

2010/08/04

[ノコギリマン]

ＡＶの黎明期、そして隆盛期を第一線で歩んできた男の一人称で綴られる物語。 どんなところにも歴史がある。 非常に楽しく拝読させていただきました。 良書。

2012/12/12

[ビーフハート]

予想以上に面白かった。嘘をついているとも思えないが、眉唾なエピソードが満載。事実は小説よりも奇なり。

2016/09/03

[fracture]

読ませるのは確かなんだがもう少し面白く編集できそうな気もする。太賀麻郎の本が出たということで満足すべきかもしれないが。本文紙が厚すぎるのはいただけない。普通にしてくれればいいのに。

2010/07/19

[KAZ]

ちょっと達者すぎるような気がしますが、好きなジャンルなんで◎

2010/06/10