文庫ぎんが堂
君主論―悪の人心掌握の知恵150

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781670102
  • NDC分類 311.6
  • Cコード C0130

出版社内容情報



ニッコロ・マキアヴェッリ[ニッコロマキアヴェッリ]
著・文・その他

野田恭子[ノダキョウコ]
翻訳

内容説明

『君主論』は16世紀、ニッコロ・マキアヴェッリが、当時の支配者階層であったメディチ家に政策提言する目的で書かれたものです。その後、古今東西の権力者によって人心掌握術の書として読み継がれてきました。この難解な『君主論』を、わかりやすく150の格言集として新訳・新編集したのが本書です。ここに書かれている150の言葉は、「人の動かし方」「権力の維持のしかた」「国の守りかた」、そして「人間の本質」について教えてくれることでしょう。

目次

1 覚悟を決める
2 賢くなる
3 信頼される
4 結果を出す
5 権力を守る
6 勝者になる

著者等紹介

マキアヴェッリ,ニッコロ[マキアヴェッリ,ニッコロ][Machiavelli,Niccolo]
1469‐1527。イタリア・ルネッサンス期のフィレンツェ共和国の政治思想家。少年時代より独学で古典教養を身につける。外交・内政・軍事の官僚政治家となりイタリアはもちろん、フランス、スイスなどで活躍、さまざまな君主と身近に接する機会を持つ。1512年、共和国がメディチ家に倒されると職を失う。メディチ家に提出すべく『君主論』を執筆、没後出版された。理想主義的な思想の強いルネサンス期に、政治を道徳や宗教から切り離した現実主義的な政治理論を創始した

野田恭子[ノダキョウコ]
上智大学文学部心理学科卒業。フリー翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たか厨

13
2009年10月刊(親本は2008年7月刊)。16世紀の社会思想家にして、フィレンツェ共和国の外交官だったニッコロ・マキアヴェッリ(1469-1527)が著した政策提言の書『君主論』。同書のエッセンスを抽出して、150の格言集として編み直したのが本書。先日、「マキアヴェッリに心酔する大学生が、異世界転移させられ、彼を召還した、没落しつつある王国を立て直す」という筋立てのライトノベルが原作のテレビアニメ『現実主義勇者の王国再建記』を観て、大変気に入った。主人公の行動原理の指標であり、(続)2021/12/22

もさ

2
読みやすいので小学生の息子に政治学の一種と説明し一緒に読んだ。 学校で教わるリーダー像と真逆の事が書いてあるようで、反応を見てるだけで笑えた。 まぁ学校で悪人になる覚悟を持てとか言われるわけがないんだけど。 2017/07/04

gagayuta1990

1
マキャベリの君主論は、君主制の国家における帝王学である。人に畏怖され、悪知恵もうまく利用していく。それが、この人のブラック観を象徴しているのだろうか。ただ、人に畏怖されても憎まれないようにする必要がある。2013/01/31

冀望

1
オーディオブックにて5周。とりあげた箇所の「理由は?」と気になるところが書かれていないので、消化不良。ま、本質だけ繰り返して覚えこむ分には困らないが。。。原著のあとに利用すべき。2010/10/14

双海(ふたみ)

0
ふーん。

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