出版社内容情報
天野彬[アマノアキラ]
著・文・その他
内容説明
mixi、Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok…。誕生からわずか十五年あまりで、SNSは社会のあり様を大きく変えた。2ちゃんねるのような巨大掲示板、メルマガやブログのような個人発信のツールなどを前史として、SNSは個人ページ型から、タイムライン型、さらには体験をシェアする画像・動画共有にいたるまで、多様性を増している。この目まぐるしい変化の裏にある、承認欲求やシェアする心理とは、いかなるものなのか。また今後どのように変貌していくのか。気鋭のメディア研究者が、SNSの変遷と展望を読み解く!
目次
第1章 SNSの現在地―各ツールの使われ方と特性(ある「若いSNSユーザー」の一日;MAUから見るSNS利用状況 ほか)
第2章 SNS黎明期―理想主義とリアルタイムウェブ(パソコン通信から、個人サイトやメールマガジンへ;日本のソーシャル環境は2ちゃんねるの道に通ず ほか)
第3章 SNS拡大期―スマホシフトとビジュアルコミュニケーション(「スマホシフト」がサービスの覇権を変えた;アテンション・エコノミーの時代へ ほか)
第4章 SNS定着期―シェアの多様化とシミュラークル拡散(我シェアする、ゆえに我あり;人々はSNSで何をシェアしているのか? ほか)
第5章 SNSのゆくえ―コミュニケーション速度と分有のあり方(SNSは飽和して同質化した?;リブラは世界をつなぐ「お金」となるか? ほか)
著者等紹介
天野彬[アマノアキラ]
電通メディアイノベーションラボ主任研究員。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。若年層のメディア行動やSNSの動向に関する研究/執筆/コンサルティングを専門とする。経済番組でのコメンテーターや各種講演でのスピーカーなど経験多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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