出版社内容情報
佐藤信之[サトウノブユキ]
著・文・その他
内容説明
なぜ「格差」が生まれたのか?上場達成の「光」とローカル線削減の「影」。その矛盾に迫る!
目次
JR九州の光と影
数字で読み解くJR九州の経営
国鉄時代の九州の鉄道
JR九州の躍進―一九八七~一九九〇年
総合サービス企業への変革―一九九一~一九九五年
激化する高速バスとの競合―一九九六~二〇〇〇年
新幹線開業前夜の九州の鉄道―二〇〇一~二〇〇三年
新幹線の一部開業と「第二の創業」―二〇〇四~二〇〇六年
新幹線の全線開業と輸送体系の再構築―二〇〇七~二〇一一年
上場へ向けた事業の再編―二〇一二~二〇一六年
株式上場でJR九州は何が変わったのか―二〇一六~二〇一八年
著者等紹介
佐藤信之[サトウノブユキ]
1956年、東京都江戸川区生まれ。亜細亜大学講師、一般社団法人交通環境整備ネットワーク相談役、印西市公共交通会議副会長、公益事業学会、日本交通学会会員。専攻・交通政策論、日本産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だいふく
3
単なるJR九州の社史です。事業の変遷を羅列するだけで、文章としての論理的な繋がりも薄い。残念でした。 私なりに再構成してみますと、民営化後のJR九州は以下に注力しています。 ①福岡近郊地域等の利便性向上による収益強化、新幹線事業を通じた遠距離利用者による収益強化、観光列車事業を通じた過疎路線の魅力向上 ②商業施設関係事業・マンション等の開発事業を通じて収益向上を図るとともに、合わせて普段使いの客増加を通じて鉄道事業を強化 ただ、コスト削減を図るために、鉄道事業におけるスリム化(減便)も目立ちつつあります2020/06/23
数太郎
1
時系列に驚くほど詳細な記録が集積されている。参考文献が付されてないが、JR九州の関係も含め本書成立の経緯が知りたいものだ。また、副題にもなっている「再生」に関する論考がいささか乏しい。2025/05/17
Koki Miyachi
1
タイトルは興味をそそったが、いざ読んでみると細かい事実が羅列されているだけで、全貌が掴めない。評論の体をなしていないトホホな一冊。2023/02/03
gaku
0
☆☆☆ JR九州の歴史をさらうことができた。2021/07/08
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