イースト新書<br> 中年男ルネッサンス

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イースト新書
中年男ルネッサンス

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781651118
  • NDC分類 367
  • Cコード C0230

出版社内容情報



田中俊之[タナカトシユキ]
著・文・その他

山田ルイ53世[ヤマダルイゴジュウサンセイ]
著・文・その他

内容説明

「神童」「引きこもり」「一発屋」「一児のパパ」という起伏の激しい人生を歩んできた髭男爵・山田ルイ53世。最近は「ベストセラー作家」の肩書まで加わり、芸能と文筆の二刀流で活躍中である。その山田氏のラジオ番組のヘビーリスナーであり、「男性学」の第一人者が田中俊之氏。ともに1975年生まれの“中年男”である。「一発屋」として中年男の生き方を模索する芸人と、社会学・男性学の視点が交差するなか、人間関係のコミュニケーション論、女性との付き合い方、仕事との向き合い方などを切り口に、中年男ルネッサンス(再生・復活)への道のりが見えてくる。

目次

第1章 “中年男”がぶち当たる壁(加齢・時代・世代という三つの視点;一九七五年生まれが歩んだ四〇年 ほか)
第2章 僕らの歳で友達っている?―人間関係とコミュニケーション論(おじさんには“新しい友達”ができない;ひぐち君は“相方”というより“友達” ほか)
第3章 やっぱりオンナって難しい―女性とエロ論(なぜ“一発屋”は男ばかり?;女性が“仕事”をすると男社会を再生産してしまう ほか)
第4章 僕らどうやって生きていこう?―仕事と働き方論(パーティーに「世界観」のある笑いはダメ!;場のハードルを下げてから跳ぶ ほか)

著者等紹介

田中俊之[タナカトシユキ]
1975年生まれ。博士(社会学)。武蔵大学人文学部社会学科卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。大正大学心理社会学部人間科学科准教授。社会学・男性学・キャリア教育論を主な研究分野とする。男性学の視点から男性の生き方の見直しをすすめる論客として、各メディアで活躍中

山田ルイ53世[ヤマダルイゴジュウサンセイ]
本名・山田順三。1975年生まれ。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。地元名門中学に進学するも、引きこもりになる。大検合格を経て、愛媛大学入学も、その後中退し上京、芸人の道へ。現在はラジオのパーソナリティーのほか、幅広く活動中。月刊誌に全10回連載の「一発屋芸人列伝」が第24回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞「作品賞」受賞。同連載をまとめた単行本『一発屋芸人列伝』(新潮社)がベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゼロ

100
表題にもあるように「中年男」について、社会学者の田中俊之さんとお笑い芸人の山田ルイ53世が語る対談形式の一冊。結論は「とりあえず生きる」という身も蓋もないこと。読んでて、山田さんが芸人なのもあるのか客観視して物語を考え、分析をしていたので、はっとさせられるところが多かった。おじさんだからこそ、いつまでも夢を見ていたら自分がしんどいし、無駄や失敗を認めさせてくれない世の中っていう肌感覚も分かる。仕事も給料もらって飯を食えていたら、プロの感覚で良い。お二人とも謙虚であり、寄り添ってくれる対談をしていました。2024/08/05

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

30
男爵の大人な人柄が文章の端々から滲み出ている。/「世代」軸は著者らとオレとでは10年ほどの隔たりがあるので感覚を共有できない部分もあるが、全体を通して「なるほど」と得心した。(…それすなわち、オレはもう既に中年マインド?笑) /自分が中年になる頃にはまた時代が違っているのかもしれないが、普遍的真理は多かったと思う。 中年に差し掛かるころにぜひもう一度読み返したい。2019/01/21

塾長

16
お手本となるビジネスマンの本を読むのも良いけれど、たまあには、この本のような等身大の40歳が書かれている本を読み、俺もだわ、と、つぶやき、俺だけじゃないなら、がんばろうと、そっと側にいてくれる本も良い。2019/09/24

takuya

11
ほぼ40代オッさんなので読了。冒頭の「加齢」「時代」「世代」の視点でオッさん問題を捉えるというのは新たな気づきだった。頻繁に出てきた「肌感覚」のアップデートは気をつけたいところです。今40代って、ちょうど昭和団塊ジュニア〜バブル世代と、平成ポストロスジェネの間のビミョーな立ち位置なので、何が正解なのかようわからんです。キーメッセージは「とりあえず生きろ」ということなのでしょう。ゆるーく勇気をつけていただける一冊でした。2019/04/21

Monsieur M.

11
ともに1975年生まれの43歳、社会学者の田中俊之と、お笑い芸人の山田ルイ53世の対談。40代の中年男のしんどさ、寂しさ、戒めや矜持など。わたしもほぼ同世代なので、いちいち身につまされるというか、「わかる、わかる」という感じ。「とりあえず生きよう」2019/04/08

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