出版社内容情報
上念司[ジョウネンツカサ]
著・文・その他
内容説明
教育や医療がタダになる、「国の借金」がゼロになる、補助金で生活が豊かになる…そういった政策を唱えている政治家に投票すれば、みなさんの将来不安はゼロになるだろう。だが、それらは絵空事だ。往々にして財務省の意を酌んだ耳当たりのよい甘言にすぎない。経済学的に思考すれば、回りまわって国民負担の増大という結果に終わる。無料で、あるいは安価で何かを提供してくれるという話には、必ず小さな文字で但書がついている。「知らなかった」「聞いてなかった」と後悔したときには手遅れなのだ。賢明なる日本国民よ、この不都合な現実を直視せよ。
目次
第1部 国民生活編(教育費がタダになる話;努力ゼロで最低賃金が上がる話;リスクなしで元本が保証される話;老後の住居費がゼロになる話;医療費がタダになる話;年金を払わなくてよくなる話)
第2部 経済政策編(「国の借金」がなくなる話;郵政民営化阻止で外資を退治する話;TPP阻止で国益を守る話;補助金をバラまいて地方を再生する話)
著者等紹介
上念司[ジョウネンツカサ]
経済評論家。1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は1901年創立の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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