出版社内容情報
西田亮介[ニシダリョウスケ]
著・文・その他
内容説明
安倍政権は二〇一〇年代の日本で最大の「メガヒット」である―。多くの国民やジャーナリストがその「メディア支配」に異議を唱えているにもかかわらず、なぜ「安倍一強」体制は盤石なのか。なぜ大手メディアは政権に逆らえなくなったのか。その背後には政権側の緻密な「マーケティング戦略」があった。大多数の国民がその戦略に翻弄されてしまう時代に必要な情報リテラシーとは。また、ネット選挙や一八歳選挙権が注目されるなかで、国民が選挙を通して政治に「理性」を反映させるために必要な方法論とは。
目次
第1章 日本政治の「違和感」の正体
第2章 「ネット選挙」と自民党のメディア戦略
第3章 「選挙フェス」とミュージシャン三宅洋平の挑戦
第4章 マーケティング政治と「そこそこ快適な世界」
第5章 なぜメディアは「圧力」に屈したのか
第6章 新しい「政治の季節」と「情と理」
鼎談 平将明×西田亮介×津田大介「自民党はもう負けないのか」
対談 小林史明×西田亮介「自民党のメディア戦略」
対談 西田亮介×三宅洋平「ネット世代の選挙のゆくえ」
著者等紹介
西田亮介[ニシダリョウスケ]
1983年、京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。(独)中小機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大学特別招聘准教授などを経て現職。専門は情報社会論と公共政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トラッキー
keepfine
A
oooともろー
まー