イースト新書
誤解だらけの平和国家・日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 271p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781650593
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0230

出版社内容情報



八幡和郎[ヤワタカズオ]
著・文・その他

内容説明

極論的な安保法制論争に終止符を打つ!ベストセラー作家が「客観的事実」をもとに徹底検証!

目次

第1章 本当は意味がない学者の安保法制・自衛隊違憲論
第2章 本当は第九条のおかげとはいえない戦後の平和
第3章 本当はあまり死者が出ない海外派兵
第4章 本当は徴兵制を招きかねない「自称ハト派」の主張
第5章 本当は「歴史修正主義」批判への回答だった安倍談話
第6章 本当は左派に支配されている日本マスコミ
第7章 本当は手本にすべきでないドイツの謝罪
第8章 本当は世界で通用しない日本の右派・左派区分
第9章 本当は極右ではない安倍総理、極左の「自称リベラル」

著者等紹介

八幡和郎[ヤワタカズオ]
1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。韓国との窓口を担当する北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ダンボー1号

10
右か左か安保賛成か反対か 護憲か改憲そして結局安倍嫌いか支持かの極端な二元論に陥っている論争を右寄りから冷静に分析。右左交互に自分は読んでいますが振りかえりのまとめ的にしっくりきます。デモする反対派も感情論に走らず立ち止って読んで深く考えてほしいです。自衛隊より危険な職業は多い「本当はあまり死者が出ない海外派兵」とかテレビで発言するとその一人の命が!と猛反論されるんでしょうね。憲法の専門家は安保や自衛隊を好ましく思っていない人がなる職業だそうだ。2015/12/11

みじんこ

5
安保法制で大勢の自衛官が戦死するといった扇動的デマを否定し、安倍談話や世界の左派右派などについても論じている。著者は護憲派であるが、日米安保の意義も認め、現実路線+中立的な見方を取っている。個人的には一部著者の意見に反対の部分もあった。しかし、安保法制に関する部分はほぼ全て私と同意見である。自衛隊は違憲だと言う学者に安保法制の是非を聞くのは意味がないし、柔軟な解釈の否定により「現在の世代の国民の意思」が反映されないという問題は確実にある。極論に走らず、現実的にはどうするのがよいか、それを考えさせられる。2015/11/01

Yasuhisa Ogura

1
安全保障や憲法改正、対立を深める日中関係などについて、様々な示唆を与えくれる一冊。個人的にはインパクトのある内容だけど、おそらく右からも左からも嫌われると思う。それだけに、議論のきっかけを与えてくれる。また、「専門家は自分たちの利益のために働くもの」と述べ、専門家たちを一刀両断する姿勢はむしろすがすがしい(もちろん、著者は専門家ではないのか?専門家ではないとするなら、その人が書いた本に、意味はあるのだろうか、あるいは著者だけは真実を語る唯一の専門家なのかという疑問は沸いてくる)。2016/09/09

Yukihiro Fujii

1
安保法制の成立前後の国内状況を視点に日本で理解(?)されている状況に対し著者の考え方を整理して問題提起されている内容が素晴らしい。 国民の誤解を生む要因の一つにはマスコミ、ジャーナリストの偏向報道もあり…か、しっかり自分の力で情報を幅広く収集していく大切さも感じた。 この本はオススメです。2016/02/27

nori

0
勉強にはなりますけど、このタイプのタイトルの本って、世の中に多く出回ってて、ついつい手にとりがちです。なんか少し違うかも?って思えただけでも自分の進歩かも知れません。最後の方は読めずに時間切れで返却。2019/05/19

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