出版社内容情報
田中俊之[タナカトシユキ]
著・文・その他
内容説明
「若いですね」と言われたい中年男性の正体!
目次
第1章 僕らは何を着ればいいのか
第2章 友だちはどこにいった
第3章 なぜ若い女の子が好きなのか
第4章 男女の友情―若き日のあの問い、いま僕らは答えを出そう
第5章 40男の歪んだ世界
第6章 40男は夢をつかめるのか
第7章 40男よ、そろそろ政治を語れ
第8章 どうしてこんなことになってしまったのか
第9章 これからの四〇年をどう生きるか
著者等紹介
田中俊之[タナカトシユキ]
1975年生まれ。武蔵大学人文学部社会学科卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。博士(社会学)。学習院大学「身体表象文化学」プロジェクトPD研究員、武蔵大学・学習院大学・東京女子大学等非常勤講師を経て、2013年より武蔵大学社会学部助教。社会学・男性学・キャリア教育論を主な研究分野とする。2014年度武蔵大学学生授業アンケートによる授業評価ナンバーワン教員。男性学の視点から男性の生き方の見直しをすすめる論客としてメディアでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
92
昨日のこれhttp://bookmeter.com/post/13/144871038 すぐ読めちゃった♪ 面白かったよ。世代や性別が違っても 読んでみたら視界が開けると思います。とりあえず あらすじ読んでみて☆ ■「現実を直視できないままに残りの40年間を過ごすのはあまりに恐ろしい」と、ファッション、仕事、男女の関係、夢、などについて問題点と対策を示しつつ、幼時からの社会情勢から40男を擁護し、「清々しいおじさんになるために」立ち止まることを提案してます。■みんなの幸せを願う、愛に満ちた本でした。(→続2016/09/01
夜長月🌙@読書会10周年
71
イタイ、嫌われる「40男」に意識改革を提言してくれる優しい本です。基本にあるのは嫌われる「40男」もいるよね。ではなく世代的に社会構造的にサラリーマン「40男」は嫌われる仕組みになっているということです。「40男」は男は働いていればそれでよしという影を引きずっている最後の世代なのです。改善はまず外見から入ります。ファッション、そして友達(コミュニティ)、異性との関係、政治的見解、読書などについてわかりやすく解説してくれます。おすすめとして「読書メーター」への参加があげられていました。2018/08/02
ナチュラ
26
同じ年代として、耳が痛い内容の事柄がけっこうあり、客観的に読むと「なるほど、たしかに」と思わせる所が多々あった。〈40男〉と一括りにされても、生き方も人それぞれではあるが、いつまでも若いと思っている事は 時として【痛い】と反省しなければならない。 30代から一歩、大人になった自覚をもって、日々の生活を過ごしていかねば。 順調にいけば あと30年、人生を豊かに生きよう。 2017/02/11
ラテちゃん
24
40女として身の回りのいけてない40男が痛すぎて、少し理解してやるか(上から)と思い読み始めた。同世代を生きてきた自分からすると書かれている内容は当たり前のことばかりでつまらない。しかし途中で気づいて愕然とした。もしや、痛い40男はこんな当たり前のことも気づいてないのではなかろうか?もしそうだとしたら哀れすぎる(あくまで上から)。Googleで検索した内容やよくわからない引用も多くかなり斜め読み。もう少しアカデミックな分析や今後の予測などを期待していたので残念。2017/01/17
ふろんた2.0
24
他の本でも目にしたが、どうして男は何も努力もせずにまだまだいけると思うのだろうか。あまり辛辣なことは書いてないが、知識や教養は学生時代まで、洋服や音楽などの流行に関する感覚も20代のままで止まっちゃってる人には耳の痛い話である。本書で趣味として読書を進めていてその流れで「読書メーター」を勧めていた。著者もこのレビューを見ているかもしれない。だから敢えて言わせてもらうぞ。40男の書いた本としては内容がショボい。あ、「年取ると文章が長くなる、しかも退屈」って本書にもあったな。2015/10/03