出版社内容情報
湯浅健二[ユアサケンジ]
著・文・その他
後藤健生[ゴトウタケオ]
著・文・その他
内容説明
全国民の絶大な期待を背負ってブラジルW杯に臨みながら、グループリーグ敗退に終わったサッカー日本代表。「自分たちのサッカー」に殉じようとした彼らは、何に挫折したのか?一時の低迷から再生を果たして王座に還り着いたドイツが体現するサッカーの未来像とは?ブラジル、スペインが陥った陥穽、アルゼンチン、オランダが見せた矜持、天才プレーヤーたちの真価…。サッカー界最強の論客コンビがどこよりも深く詳しく熱戦の真髄を読み解く、2014FIFAワールドカップ同時進行ディスカッション!
目次
第1章 日本は戦う準備ができていたか?
第2章 世界との力の差
第3章 ああ、メッシが日本人だったら
第4章 「自分たちのサッカー」の敗北
第5章 決勝トーナメントの激闘
第6章 ブラジル惨敗の衝撃
第7章 強くて美しいサッカーの勝利
著者等紹介
湯浅健二[ユアサケンジ]
1952年北海道生まれ。大学卒業後ドイツへ留学し、プロサッカーコーチライセンス取得。読売サッカークラブ(現東京ヴェルディ)コーチなどを経て、現在は執筆活動を精力的に行う
後藤健生[ゴトウタケオ]
1952年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部大学院法学研究科修了。ワールドカップは74年西ドイツ大会以降、すべて現地観戦を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Daisuke Wakabayashi
2
なんだかいろんな意味で残念な感じ…2014/08/20
Decoy
2
同時進行ディスカッションなので、面白いし、臨場感はあるのだが、大会開幕直前の予想と途中経過だけでの判断が…。これだけ現地での取材経験が豊富なベテランでも、全部終わった後での総括でないと、素人とあまり変わらないレベルというのが興味深い。このまま出版してしまったのは、非常に正直だし、ある意味勇気があるかも。2014/08/15
はじ
1
2014年ブラジルワールドカップはふた昔前だなぁ。ロシアワールドカップを経て、トレンドが変わっている2019/08/22
AM
1
リアルタイム観戦記を時間が経ってから読み返すと、色々と考えさせられますね…果たして今の日本代表はこの頃より進歩しているのでしょうか?2017/04/23
dani
1
なぜって、まぁ、相手より弱かったからでしょう。その後、クラブで実績のあったイタリア人監督は去り、代表で実績のあるメキシコ人監督に替わるもアジア杯で謎の采配をしてUAEごときに敗れ、現代表監督は本書でほとんど話題になっていない当時のアルジェリア代表監督。そして、ロシアの予選が始まろうとしている。時が経つのは早いもんです。2015/04/27