出版社内容情報
史上最多勝利の英雄、その光と影を駆け抜ける決定版評伝
ルイス・ハミルトンは、いかにしてF1の歴史を塗り替えたのか。
公営団地で育った少年が、差別や挫折を越えて頂点へ駆け上がり、
なお社会に声を上げ続ける姿を描く決定版評伝。
史上最多勝利、7度のワールドチャンピオン――。ルイス・ハミルトンは、なぜ単なる名ドライバーにとどまらず、「時代を変えた存在」として語られるのか。 本書は、F1史上最強の一人と称されるルイス・ハミルトンの歩みを、少年時代から最新章までたどる決定版評伝です。企画書では、勝利を重ねたレーサーとしての顔だけでなく、差別や逆境に立ち向かい、社会的発言を続ける存在としての側面も本書の大きな柱として位置づけられています。
イングランドの公営団地で育った少年は、父の献身的な支えのもとで才能を磨き、やがてF1の頂点へと駆け上がっていきます。2007年の鮮烈なデビュー、2008年の初戴冠、その後の苦闘、メルセデス移籍から黄金時代、そしてシューマッハに並ぶ7度の世界王座へ。本書は、そのまばゆい栄光だけでなく、無冠の苦しみ、父との関係の揺らぎ、ライバルとの確執、周囲の偏見やプレッシャーまでを含めて、ハミルトンの実像を描き出します。
さらに本書は、フェラーリ加入という新章にも踏み込みます。少年時代から憧れていた跳ね馬のチームへ、なぜ今向かうのか。史上最も成功したドライバーの一人が、なお新たな挑戦を選ぶ理由とは何か。F1の舞台裏と時代のうねりの中で、その決断の意味をひもときます。
記録、名声、挫折、闘争、そして信念。モータースポーツの枠を超え、現代のヒーロー像を体現するルイス・ハミルトンの全貌に迫る一冊。F1ファンはもちろん、逆境を越えて自分の道を切りひらいてきた人物の物語に心を動かされる読者にも強く響く評伝です。
【目次】
INTRODUCTION
はじめに
CHAPTER 01
THE REAL SPECIAL ONE
「特別な存在」と呼ばれるまでに、証明してきたすべて
CHAPTER 02
ROOTS, ROCK, REGGAE
その原点をつくったグレナダの記憶と家族の風景
CHAPTER 03
BOY RACER
父と息子すべてを賭けた選択
CHAPTER 04
WINNING FORMULA
才能が「本物」に変わっていくマクラーレンの育成の日々
CHAPTER 05
WIZARD IN OZ
世界がその名を知った衝撃のデビューシーズン
CHAPTER 06
THE RUMBLE IN THE JUNGLE
予想を覆したルーキー ジャングルの激闘
CHAPTER 07
THE BOY WHO SAVED FORMULA ONE
F1を救った「少年」
CHAPTER 08
MONTE CARLO ? AND BUST
陽光のモナコに残された影
CHAPTER 09
CANADA HIGH
モントリオールの頂点へ
CHAPTER 10
AMERICAN IDOL
アメリカに愛された新星 北米連勝で証明した本物の力
CHAPTER 11
SILVER LINING
逆風のシルバーストン、それでも得たもの
CHAPTER 12
THE FEUD WITH ALONSO
アロンソとの確執 王者の苛立ち、新星の台頭
CHAPTER 13
FROZEN OUT BY THE ICEMAN
アイスマンの冷酷な一撃 逆転の結末
CHAPTER 14
DOWN TO THE WIRE
運命は、最後の一瞬で書き換わる
CHAPTER 15
A LOAD OF BULL
レッドブルの台頭 覇権の交代
CHAPTER 16
DARK BEFORE THE NEW DAWN
誤算と苦闘のシーズン 夜明け前の闇
CHAPTER 17
MAKE MINE A DOUBLE
ロズベルグとの頂上決戦 二つの戦い
CHAPTER 18
NICO’S NOT MY FRIEND
ニコはもう友ではない ロズベルグとの決裂
CHAPTER 19
THE TRIPLE WORLD CHAMPION
三度目の頂点 完全なる戴冠
CHAPTER 20
THE DUEL WITH VETTEL
ベッテルとの決戦 王座を賭けて
CHAPTER 21
GIMME FIVE
五度目
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