出版社内容情報
「スマホが開かない」。
その瞬間、相続は止まります。
ネット銀行の口座も、証券口座も、サブスクの契約状況も、仮想通貨の有無も――。
現代の資産情報のほとんどは、スマホの中にあります。ところが、本人が亡くなったあと、スマホのロックが解除できず、二段階認証にも阻まれ、何一つ確認できない。そんなケースが、今、現実に増えています。
本書『日本一わかりやすい「デジタル終活」実践ガイド』は、こうした「見えない資産」によって家族が困らないための、一般向け実務マニュアルです。
難解な法律解説ではなく、「何を」「どこに」「どう残すか」を、誰でも実行できるレベルまで噛み砕いて解説しています。
第1章では、デジタル資産とは何かを整理し、「発見できない」「アクセスできない」という現代相続特有の問題点を明確にします。
第2章では最大の関門であるスマホロックと二段階認証を取り上げ、遺族が現実的に取り得る選択肢を具体的に提示。
第3章・第4章では、ネット銀行・ネット証券・スマホ決済・サブスク契約など、実際に多くの人が利用しているサービスを想定し、発見から手続き、解約までの流れを丁寧に追います。
さらに第5章では、仮想通貨や海外資産といった「発見が極めて困難で、失われやすい資産」にも踏み込み、秘密鍵やシードフレーズといった重要概念も、専門知識なしで理解できるよう解説しています。
そして本書の核となるのが、第6章「デジタル資産ノート」の作成です。
どの情報を、どこまで、どう記録すればよいのか。更新や保管、家族への伝え方まで含めて具体例を提示し、巻末にはそのまま使える管理シートとチェックリストも収録しました。
第7章では、「すべてを見せる必要はない」という視点から、見られたくないデータを守る方法も紹介。
デジタル終活とプライバシー保護を両立させる現実的な選択肢を示します。
親のスマホ整理に直面している遺族の方、将来に備えたい中高年・シニア世代、複雑なデジタル資産を持つ方まで。
「そのとき」になって慌てないために、そして「今」を安心して生きるために――。
家族を本気で守る人のための、決定版ガイドです。
【目次】



