こころをとらえる響きをもとめて―録音芸術としての“ロック”ガイド

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こころをとらえる響きをもとめて―録音芸術としての“ロック”ガイド

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  • サイズ 46判/ページ数 488p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781623931
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

録音は、ロックをどう変えてきたのか。
〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉まで半世紀の変化と、必聴盤150枚を解説。
ワールドスタンダード・鈴木惣一朗がみずからの音楽観をまとめた集大成。

音楽の録音は、〈一発録り〉から〈AIビートルズ〉へとこの半世紀で大きく変化していました。その変化はロックとミュージシャンをどう変えてきたのでしょうか。本書では、ミュージシャンで文筆家の鈴木惣一朗さんが自身の体験をふまえながら、録音芸術としての〈ロック〉をガイドしていきます。

「稀有な録音物は、分け隔てなく、それぞれの人の「こころの奥のポスト」に、あたたかい手紙を送ります。そして、その手紙を開けば、聴く人は、必ず〈諍いのない世界〉へと導かれる。改めて、音楽を聴くという行為は、「素晴らしい体験」だと思うのです。」(「はじめに」より)

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【目次】
はじめに

オリエンテーション

第1回 アナログレコーディングの世界の充実
1970年代とはいつのこと?/「空白」とは「そら・に・しろい」/すかすかな空気をうめるように/録音のはじまり/天使を信じた農夫の歌/音とともに残すもの/音とは空気振動のこと/むかし、エンジニアはまずマイクを立てた/「その人らしさ」をどう記録するか/こころによりそう「そっとつぶやく」歌い方/音楽とは計り知れないもの
【ディスクガイド 1970s】

第2回 デジタルレコーディングの世界の事始め
世界は、ずーっと1980年代/ピカピカのデジタルサウンド/1980年代をつづけたい人たち/確かにノイズはなくなったけれども/積極的なあきらめ/「絶対」を信じた時代から離れて/1980年代のレコーディング風景/1980年代のマスタリングの風景/デジタル疲れの音楽家
【ディスクガイド 1980s】

第3回 デジタルレコーディングの世界の完成
記憶のなかの終末/大量に消費される音楽たち/音楽のアバ化/「標題音楽」と「絶対音楽」/メッセージではなく、ファッション/コンピューター時代の耳がほしがったノイズ/音楽を聴きましょうよ/音響という地平線の上で/「渋谷系」の音楽に核はあったのか
【ディスクガイド 1990s】

第4回 コンピューターの中だけで作られた自由な音世界
録音に革命がおきている/ロックダウンとベッドルームポップ/異空間へいざなうテクノロジー/21世紀のあたらしいひびきはどこにある?/いま・ここをあなたと共有するための音/ブラジルの音楽の海の底へたどりつく/偶発的で、小さな欠陥/ひとり遊びの世界/大きな魚をつかまえよう
【ディスクガイド 2000s-2020s】

おわりに

謝辞
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内容説明

「一発録り」から「AIビートルズ」まで必聴盤150枚を解説。

目次

第1回 アナログレコーディングの世界の充実 1970年代~(1970年代とはいつのこと?;「空白」とは「そら・に・しろい」 ほか)
第2回 デジタルレコーディングの世界の事始め 1980年代~(世界は、ずーっと1980年代;ピカピカのデジタルサウンド ほか)
第3回 デジタルレコーディングの世界の完成 1990年代~(記憶のなかの終末;大量に消費される音楽たち ほか)
第4回 コンピューターの中だけで作られた自由な音世界 2000年代~(録音に革命がおきている;「リアルの人間」が「フェイクの人間」を演じているということ ほか)

著者等紹介

鈴木惣一朗[スズキソウイチロウ]
1959年、浜松生まれ。音楽家。83年にインストゥルメンタル主体のポップグループ“ワールドスタンダード”を結成。細野晴臣プロデュースでノン・スタンダード・レーベルよりデビュー。近年では、程壁(チェン・ビー)、南壽あさ子、湯川潮音等、多くのアーティストをプロデュース。執筆活動や書籍も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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