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出版社内容情報
海洋生物少女×堅物研究者。----この出会い、運命。
嵐のあとの海で人型の海洋生物が見つかる。
「世紀の発見」と騒がれ、海洋環境研究所にやってきたその生き物は、可愛い見た目からは想像もつかないような、なんともヤンチャな女の子(!?)。
堅物研究者、堀池周は、世界で七番目に見つかった「ヒトガタジョオウガイ」だったことから、彼女に「ナナ」と名づけお世話をすることに。
わんぱくだけど真っ直ぐに自分を慕ってくる彼女と接するうちに、頑なだった心が溶けていくのを感じ始めるが……。
「人ではない」から愛しいのか…。
「人のよう」だから切ないのか…。
果たして「ふたり」が行き着く場所とはーー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
2
初恋キラーな人魚(?)ちゃんだこと。ナナちゃんの手で運命を選んだのが萌えた。2023/09/03
空金
1
良い物語だった。謎の海洋生物ナナ、生態は怖いけど憎めない可愛さがある。巡り巡って再会したところは感動した。2023/12/22
バルデンス
1
ひと口に美しいラヴストーリーのみとは言えない、だが初めて感じた作風で、出逢えて良かった。 残酷(こんな表現自体が人間の傲慢だとも思うが)というか、綺麗ではない話も挟まっていて、生き物とは生きる為に常に他の命を奪っている(もちろん人間も)と気付かされた。 人間は相手に自分と同じであることを求めていて、そうでない場合はその説明を求めたがる。誰かから聞かされた説明があれば安易にそれに飛びついてしまいがちだが、これは自分で見つけなければならないモノだと感じた。 そもそも、人間とは?これも各人にしか見つけられない。2023/06/09
たけのこ
1
これで完結かな。人魚姫的なお話かと思っていましたしそれは外れてはいなかったのですが、なかなかどうして胸をエグる展開を見せてくれます。1巻完結で物語を魅せられる強みですね。素敵でした。最近、異種族恋愛ものをなんか沢山読んでいる気がするな……2023/05/30