答えを急がない勇気―ネガティブ・ケイパビリティのススメ

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

答えを急がない勇気―ネガティブ・ケイパビリティのススメ

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年05月17日 08時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781621760
  • NDC分類 301
  • Cコード C0030

出版社内容情報

判断を迫られる数々の場面
会社・学校・家庭・地域社会...
早さ・効率だけでは解決しない!
「わからない」不安を受け容れ、正解がない問題に向き合うための処方箋

VUCAの時代にあって、より質の高い解決策を見出すために、あえていったん立ち止まり、物事の本質を見極めることの大切さ。ネガティブ・ケイパビリティの基本的なエッセンスの解説から、その高め方、具体的事例までをトータルでお話しします。

はじめに 答えを急いではいけない時がある 
第1章 ネガティブ・ケイパビリティとはそもそも何なのか 
第2章 「わからない」という不安を受け容れる~2つのキーワードから 
第3章 判断を性急に下さない~ホールドとサスペンド~ 
第4章 ありたい自分に近づき、他人に寛容になり、物事の本質が見えるようになる  
第5章 ネガティブ・ケイパビリティを高める方法 
第6章 「何もしない」ことの大切さ~人を育てる 
第7章 「わからない」と正しく向き合う~リーダーシップとチームや組織の中で 
第8章 共有ビジョンと“結論を出さないルール”の「場」~地域ぐるみでネガティブ・ケイパビリティを発揮する 
第9章 東洋思想の叡智とネガティブ・ケイパビリティ 
おわりに 本当に大事なものを見落とさないために   

【関連ワード】
ネガティブ・ケイパビリティ キーツ ビオン システム思考 VUCA リーダーシップ 組織 教育 東洋思想 レジリエンス シナリオプランニング

内容説明

判断を迫られる数々の場面―会社・学校・家庭・地域社会…早さ・効率だけでは解決しない!「わからない」不安を受け容れ、正解がない問題に向き合うための処方箋。

目次

はじめに 答えを急いではいけない時がある
第1章 ネガティブ・ケイパビリティとはそもそも何なのか
第2章 「わからない」という不安を受け容れる―2つのキーワードから
第3章 判断を性急に下さない―ホールドとサスペンド
第4章 ありたい自分に近づき、他人に寛容になり、物事の本質が見えるようになる
第5章 ネガティブ・ケイパビリティを高める方法
第6章 「何もしない」ことの大切さ―人を育てる
第7章 「わからない」と正しく向き合う―リーダーシップとチームや組織の中で
第8章 共有ビジョンと“結論を出さないルール”の「場」―地域ぐるみでネガティブ・ケイパビリティを発揮する
第9章 東洋思想の叡智とネガティブ・ケイパビリティ
おわりに 本当に大事なものを見落とさないために

著者等紹介

枝廣淳子[エダヒロジュンコ]
大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役、株式会社未来創造部代表取締役社長、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳家。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)を高めるための考え方や事例を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

57
先に帚木蓬生さんの本を読んで以来、ずっと自分の中にある大切なキーワードの一つ。振り返りの意味も含めて、手に取って読んだ。一言で言うと、腑に落ちた。今、まさに必要とされている哲学だと思う。スピード優先のため、表面的なこと、ハウツーだけで終始しているのが、現在のこの国・世界なのではと思う。その中で、時間をかけ、踏みとどまり、深さ・広さへの視座を持つこと。勇気のいることだと思うが、必須だと思う。中で出てきた「受け容れる」という言葉が、なるほどと思う。2023/06/04

とよぽん

48
枝廣淳子さんの著書であることから読んでみた。「ネガティブ」という言葉がつくと、何となく悪い印象を受けるが、これは乗り物のブレーキに相当する作用であると例えられた。つまり、重要で必要な考え方なのだ。物事を結論づけずに一旦保留にしておくとか、立ち止まること、待つこと、何もしないこと等の効用を読むと、なるほど、答えを急がない勇気が肝要なのだとわかった。答えや結論を急がずに、アクセルペダルをブレーキペダルに移す・・・。それがさまざまな課題を本質的に解決するために必要とのこと。事例も紹介されている。2023/06/05

おの

13
タイトルにひかれて買った。無為自然て感じ。現代人には必要な考え方かもね。2024/03/03

ブック

12
ネガティブ・ケイパビリティはもともとの東洋思想に存在する「唯一の正解はない」という世界観を、西洋人が名づけるとこうなったというものである気がする。西洋のそれは「不確実にとどまる力、胆力」だが、東洋のそれは「こだわりを手放す」「何にも心を捉われない」という言い方になる。両者のちがいは思考のベースにあるのでは。自然を支配しようとする西洋に対し、自分も自然の一部であるとする東洋の差だろう。今の日本人には見られなくなった思想だが。瞑想や禅が注目されるのも、東洋思想に西洋科学では分析不能な何かがあるのだろう。 2024/01/03

coldsurgeon

12
詩人ジョン・キーツの手紙に初めて使われたというネガティブケイパビリティという言葉は、答えを急がない、不確実性を許容する高度な能力であり、知的寛容さともとれる。それに対するポジティブケイパビリティは、タイムパフォーマンス良く、素早く答えを出し対応する様をいい、現代ではそれがもてはやされる。不安定、不確実、複雑、不明瞭を特徴とするVUCAの時代の現代を見つめれば、答えを急いではいけない時もある。老子の東洋思想に、ネガティブケイパビリティにつながるものがあるという。素早さと分かりやすさを求めすぎないように。2023/09/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20562780
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品