出版社内容情報
しちみ楼[シチミロウ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
27
前漢最後の皇帝、哀帝とその側近董賢を作者さん曰く「ブロマンス」風に描こうとした作品だそうです。絵がとっても可愛くてついついトコトコ読んでしまうのですが、内容は滅茶苦茶切なく悲しい。あ、でもBLじゃないので男性も是非。魔都神保町にまで駆け込んで資料を探したのに出てこない!王莽はあるのに!…とあとがきで嘆いていらっしゃいましたが、哀帝、本当はどんな方だったのでしょうねぇ。こんなマイナーな時代(すみません)にスポットを当ててくださり、読者としては世界が広がりました。2021/09/21
なつのおすすめあにめ
2
中国の王朝……。まったく詳しくない設定なんだけど、読みやすかった~。2021/04/27
toriarii
2
本屋の宣伝で気になり購入。面白いです。王莽が新を建国する少し前の話。哀帝の治世のお話ですが、作者なりの解釈が凄くわかりやすく面白い。王莽の話を知らなくても権力闘争に巻き込まれる若者の悲劇として読めるのでお勧め。2021/04/04
ぬのさと@灯れ松明の火
1
断袖の故事は知っていても、それ以外はなかなか見かけない前漢の哀帝の時代の話。2022/02/07
サマンサ田端
0
精神を病んだ母が死んで、悲しいとかより安堵した、自分のことだけでも大変なのに不安でしかなかった、というくだりは身につまされた。2021/08/09