- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(小中学生)
- > 少年(小中学生)その他
出版社内容情報
トマトスープ[トマトスープ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
36
「食べる事は重要な自然観察です・ただ怯えるよりも味とか栄養とか・・・よく観察すれば明日はきっと怯えない・知るって事は、生きる力だから」。積読消化、読み友さんの感想から。17世紀、国家公認の海賊=「私掠船(プライベティア)」に乗り込んだ博識な青年の視点から、行く先々での未知との出会いを描いていく実在した博物学者の航海記を元にしたフィクション。表紙のサムネイルからてっきり一般書籍かと思っていたらちゃんと漫画作品だったので、まずそこに驚き。ちょっと拙い画風もこれはこれで味があって良いね(以下コメ欄に余談)。2021/01/02
サケ太
26
今、おすすめすべき漫画の一冊。私掠船(海賊船)に乗るダンピアをメインに据えて描かれる冒険とグルメ。知らない世界、知らない味、食べ物。知らない事を知るのは楽しい。知的好奇心を満たす事の面白さを感じられる。穏やかで、優し気に見えるダンピアの強引さが面白い。「それよりウミガメの毒性についての話していい?するね」私掠船の世界の現実、シビアな世の中。表紙のカラーも素敵。2020/08/12
akihiko810/アカウント移行中
25
17世紀、スペインの私掠船に乗り世界中を就航した航海士ダンピアの旅行記。航海×グルメ漫画。このマンガがすごい21おとこ編6位。 ダンピアは世界3周を果たした実在の人物だという。可愛いタッチで冒険とグルメを描いた作品で、作者の初連載作だろうけど、よく資料で調べられていて安定感のある作品だ。2021/04/02
緋莢
20
1638年。航海士であるウィリアム・ダンピアは、未だ謎に満ちた海「南海(太平洋)」を目指していた。彼の乗っている船は「私掠船(プライベティア)」で…『このマンガがすごい!2021』オトコ編6位。主人公のウィリアム・ダンピアは実在の人物で、世界一周を三度行っており、『最新世界周航記』はベストセラーになり、『ロビンソン・クルーソー』や『ガリヴァー旅行記』に影響を与えたらしいのですが 初めて知りました(続く2022/11/08
あつ子🐈⬛
19
『天幕のジャードゥーガル』が評判なので、まずはこちらを購入してみました!とても良かったー。17世紀に実在した英国人探検家ウィリアム・ダンピアの冒険を描いた作品です。少しばかり手塚治虫センセの作風を感じる、可愛い絵柄とシュールな展開。世界史クラスタがにんまりしてしまうトリビアとあるあるの数々…大変好き◎ すわスペイン兵襲来か!?とドキドキしながら2巻へ。2024/02/05