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出版社内容情報
スズキスズヒロ[スズキスズヒロ]
著・文・その他
内容説明
新しさとノスタルジア。仙台発の気鋭、スズキスズヒロの初作品集。
著者等紹介
スズキスズヒロ[スズキスズヒロ]
1992年宮城県仙台市生まれ。保有資格:第2種電気工事士、危険物取扱者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
8
一本目の木村先生が良かったな。理解のある先生というファンタジーに人は幾つになっても夢を見る。他もまあ取り立てて素晴らしいというほどでも無いが、悪くない短編集。2023/10/10
江藤 はるは
6
空のクジラは何を歌う 思い出す昔の詩2020/01/19
かながわ
4
空気感たいせつ。モノ作れること、地元という言葉が力を持つこと、好きなものもつこと、楽しくやること、そこら辺が集まった空気感。2021/08/09
紫雲寺 篝
4
「あのなぁ いいか俺はな もう干支が4回も回ってるが大人になったなんて一度も思ったことなんかないぞ 人の生き方はそれぞれなのにいくつになったからこうでなくちゃとか 高2の冬だからこれ決めろとか そんなのおかしい そうだろ」「でもさ 青野くん 子どもの夢をかなえるってことは すべての研究活動の根源だと思うんだよ」若干のノスタルジーの漂う、世間との付き合い方がわからなくなった時に勇気づけてくれるような短編集。今風と一昔前のマンガ風が共存してる感じ。作品ごとの解説やあとがきも含めて、いい雰囲気の作品集だなぁ。2019/12/11
イカカイガカ
3
生きていれば誰しも、生き方を探して悩んだり、それでも進んだりしていく。それはそんな大げさなことではなく、何気ない日常の中にある。大人も子供もそれは一緒だ。これから進んでいこうとする今の気持ちや、進んでいった先の今の風景。「木村先生」の以下の台詞がやはり印象に残った。〈いいか俺はな/もう干支が4回も回ってるが大人になったなんて一度も思ったことなんかないぞ〉〈人が決めたスケジュールなんか守らなくていいが道を探すことはやめちゃだめだ/そうすりゃちょっとずつでも前に進むだろ〉2019/12/28