出版社内容情報
内藤哲也[ナイトウテツヤ]
著・文・その他
内容説明
この男、制御不能。ついにロス・インゴベルナブレス加入。幾多の挫折を乗り越え、運命を切り拓く。
目次
1 NO LIMIT分裂
2 “真田聖也”との邂逅
3 念願のIWGPヘビー初挑戦
4 最初で最後の武藤戦
5 先行くオカダ、追う内藤
6 失意の長期欠場
7 奇跡の『G1』初優勝
8 鳴り止まないブーイング
9 ロス・インゴベルナブレス加入
10 手のひらの上
著者等紹介
内藤哲也[ナイトウテツヤ]
1982年6月22日生まれ、東京都足立区出身。2005年、公開テストに合格し新日本プロレスに入門。06年5月27日、宇和野貴史戦でデビュー。08年3月に高橋裕二郎とNO LIMITを結成し、IWGPジュニアタッグや同タッグ王座に戴冠。12年10月から13年6月まで長期欠場するも、その年の『G1 CLIMAX』で初優勝。15年5月のメキシコ遠征でロス・インゴベルナブレスに加入し、同11月からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを始動。16年4月10日、両国でオカダ・カズチカを下し、IWGPヘビー級王座を初奪取。17年には『G1』で2度目の優勝。18年もその実力と歯に衣着せぬ言動で、新日本プロレスを席巻中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Y2K☮
25
並外れた運動神経と冴え渡るプロレス頭。制御不能のカリスマと呼ばれるこの男に足りないのは「強さ」だけだと思ってた。だが今年のG1では後藤戦、石井戦とシリアスで力強い試合を見せている。常に変化。本隊にいた頃の彼は必殺技のスターダストプレスしか印象に残らなかった。だがメキシコに行き、客の目を気にせず自由に戦う仲間たちに刺激を受け、ロス・インゴベルナブレスに入って運命が変わった(余談だが私はラ・マスカラのサイン入りTシャツを持っている。めったに着ないが)。一歩踏み出す勇気。客を楽しませたければまずは自分が楽しむ。2019/07/25
Y2K☮
24
なぜか再読。夢の中にエスパー魔美とケニー・オメガが出てきたのはどういうわけだ。斬新なものを求めてるのか。今の内藤哲也がIC王座を1.4に獲れたとしても、翌日オカダか飯伏幸太に負けてしまう気がする。どんな手を使っても二冠王になると云うのなら、ロスインゴを離れて新ユニットを創る方がいい。私の頭の中にあるメンバーはケニー、高橋ヒロム、あとは海外遠征中の岡智之とROHにいるルーシュだ。でもこんなのは実現しない。今の新日本プロレスはリング上のストーリー展開に関しては保守的だから。受け継ぐのもアート。壊すのもアート。2019/10/31
0607xxx
10
今や新日本プロレスのど真ん中にいる内藤哲也の不遇な時代がメインの中巻。ブーイングを浴び続けた男の逆襲が始まる!という良いところで下巻へ…。下巻での「逆転の内藤哲也」を読めるのが、今から楽しみである。2020/02/16
摩訶不志木
5
NO LIMIT解散からロスインゴ加入まで。苦しいブーイングの時代を抜けたからこそ、現在の内藤哲也がいるのだと知った。メキシコのタケノウチの話が面白かった。2019/11/14
hori-chan
3
図書館で借りたのですが、これ、三巻構成だったのか。1と3も読まねば。ロスインゴ後も、粗暴なふりをしながら、しっかりお客さんのことを「お客さま」と表現するあたりがお人柄です。ちょうど武藤敬司引退試合に重なったのですが、試合後のコメントも素晴らしかったです。2023/02/23