出版社内容情報
志村和久[シムラカズヒサ]
著・文・その他
内容説明
「休みたくても休めない」心のメカニズムを解き明かし、「会社を休んではいけない」というブレーキを外すと同時に、会社からの圧力を乗りこえるための労働法などの知識を示すことで、心理面と実務面の両側から「休めない」を解決します。
目次
第1章 会社を休みたいのに休めないメカニズムを知る
第2章 会社を休ませないもうひとりのあなたと向き合う
第3章 休むことの意味を考える
第4章 会社を休めないあなたから、休めるあなたになる
第5章 自分の人生を取り戻す
第6章 最後のブレーキ「会社の違法行為」を解決する
著者等紹介
志村和久[シムラカズヒサ]
はたらき方改善ナビゲーター。メーカーの社員として中小零細から大企業まで1200社以上の取引先と接し、多くの違法現場を目の当たりにする。自身も直属の上司から数年にわたりパワハラを受けるが、独学で社会保険労務士試験に合格し、労働環境をみずから改善。実体験から心理面でのフォローの重要性を感じ、実践的心理学であるNLP(神経言語プログラミング)マスタープラクティショナーを取得。会社員として働くかたわら、NPO法人POSSEにて年間120件以上の労働相談および団体交渉の支援を行い、実務面の解決と心のケアに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
16
★★★☆☆会社を休みたいけど休めない。そんな心理的ブロックを外すための本。NLPの考え方をもとに、読者の不安や精神的苦痛を解放していきます。会社を休むための細かい技法よりも、自分が縛られている潜在意識を解き放つことを主とした本。仕事で疲弊して周りが見えなくなっている方にはオススメの本です。【印象的な言葉】自衛隊では「休むこと」を「戦力回復」と呼び、戦略の成功確率を上げるために欠かせない要素として「休息」を捉えている。2020/01/25
かりん
4
4:《休むことの中長期的なメリットとは?》書店でよく「すごいタイトルだな…」と思っていたこの本を、精神的に弱ってたときに購入。休めない理由である価値観を、丁寧にほどいていきます。書いてあることは目新しくはないですが、ここは心から理解できてるなーとか、ここは頭ではわかってるけどカラダにしみ込んでないなーとか発見がありますね。一時的な「休むと迷惑」とかの気持ちに押されて、ベストコンディションに戻すという中長期的なメリットに目が向かないのは注意したいところです。労働契約法第五条。S2019/06/17
yucono
2
会社を休めないと思っているのは、こう思っているからで、その考えは潜在的あるものだという説明はわかりやすい。責任感の考え方も納得できる。強い意思で潜在意識を味方にできる例としての、「資格のための早起き」はまったく同じことで当てはまった。それは対自分だから強い意思をもてた。対自分以外だったらそうとう難しい。休むことを責めない社風になることで、心に負担なく休めるようになると思う。2019/09/05
かになお
2
私は別に自由に休めるから読まなくても良かったかもしれない。2019/06/01
akaichihiro
2
働き方改革で、有給取りなさいと通達が。けど休んだら迷惑かけるし、グチグチ言われるし、休みたいけど休めないよ、と思っていたけど…休もう。私の幸せのために休むべし。一種の洗脳だったのかな。なるようにしかならんしね。2019/05/30