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出版社内容情報
なべおさみ[ナベオサミ]
著・文・その他
内容説明
山口組三代目、永田貞雄、そして九州にいたある大物興行師―知られざる「興行」の真実とは。
目次
序章 古池慶輔という男(興行とは何でしょう?;古池慶輔という男 ほか)
1章 戦後と興行(戦争が終わった;凄いアイデア ほか)
2章 力道山と美空ひばり(力道山が巡り合った人たち;決断 ほか)
3章 写真で辿る戦後芸能(終戦翌年に劇場オープン;水の江瀧子 ほか)
終章 「ハレ」と「ケ」考(「ハレ」と「ケ」とは;娯楽の歴史 ほか)
著者等紹介
なべおさみ[ナベオサミ]
1939年、東京都生まれ。本名は渡辺修三。1958年、明治大学演劇科入学後、ラジオ台本などの執筆活動に入る。その後、水原弘とともに渡辺プロダクションに入り、水原や勝新太郎、ハナ肇の付人となる。62年明治大学卒。64年、『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ系)でデビュー。68年、山田洋次監督の『吹けば飛ぶよな男だが』で映画主演を果たす。74年に渡辺プロを退社し、森繁久彌の付人になる。78年から『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)内の人気コーナー「ドキュメント女ののど自慢」の司会も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
13
興行師古池慶輔と当時のスターが並んだ写真に、著者しか知り得ぬ裏話を綴る。巻末には期待に違わず古代ユダヤ論を披歴。なべおさみで煮しめたような本。満腹になった。2019/09/27
☆ツイテル☆
3
Kindle通読2022/09/17
Hisashi Tokunaga
1
なべおさみ「昭和疾風録」を何故手にし読んだかと言えば、「SDGs」⇀「ホーンブック憲法」⇀遠藤比呂通(釜ヶ崎で沖浦に出会い薫陶を得た)⇀「人世紀の資本論」⇀初期マルクス晩期マルクス⇀疎外論⇀雑誌「展望」沖浦和光の寄稿論文⇀沖浦の弔辞をなべおさみ(大森第八中学の講師を沖浦赴任しかつ野球部の部長の縁)へと行き着き、本書がなべ(渡辺氏)の近著だったという次第。戦後の芸能社の力を生に本書は教えてくれる。九州芸能界を差配した古池氏へのレクイエムであり、密かに沖浦和光氏へのレクイエムにもなっているようだ。2021/05/07
tkm66
0
甚だ貴重な証言録である事を認めるのは吝かでは無い。だが<品><徳><知性>、何れをも強調しているが故に却って・・その・・なんだな。2019/04/28