僕らの哲学的対話 棋士と哲学者

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僕らの哲学的対話 棋士と哲学者

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781617350
  • NDC分類 104
  • Cコード C0095

出版社内容情報



戸谷洋志[トヤヒロシ]
著・文・その他

糸谷哲郎[イトダニテツロウ]
著・文・その他

内容説明

棋士と哲学者―。1988年生まれ同士の異色顔合わせによる対話の記録。いまほど「人間」の自明性が疑われている時代はないのではないか。「人間」を巡る様々な問いを、棋士と哲学者の二人が勝負論や幸福論など様々な切り口から考察。

目次

1章 勝負論(「戦略」と「戦術」;哲学者の「価値」とは ほか)
2章 AIとどう向き合うか(AIは人間を超えたのか;AIは将棋をどう変えるのか ほか)
3章 哲学と社会の関係(ハイデガーの世界概念;ハンス・ヨナスと倫理学 ほか)
4章 僕らの幸福とは(僕らの世代の価値観とは;「ゆとり世代」は本当に幸せなのか ほか)

著者等紹介

戸谷洋志[トヤヒロシ]
1988年、東京都世田谷区生まれ。専門は哲学、倫理学。大阪大学大学院博士課程満期取得退学。現在は追手門学院大学の特任助教。現代思想を中心に、科学技術をめぐる倫理のあり方を研究している。第31回暁烏敏賞受賞

糸谷哲郎[イトダニテツロウ]
1988年生まれ。将棋棋士。八段。2014年に羽生善治を挑戦者決定三番勝負で破り、森内俊之から竜王位を奪取、久々の20代タイトル保持者となった。現役の棋士として初めて国立大学へ進学し、大阪大学文学部にて哲学・思想文化学を研究。大学院ではハイデガー及びヒューパード・ドレイファスを研究し修士学位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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禿童子

45
将棋の棋士でA級を張りながら大学院でハイデッガーの哲学を研究する異色な存在である糸谷哲郎(名前に「哲」の字が入っている)と同じゼミの仲間であった哲学者・戸谷洋志の対談集。2018年当時30歳の両氏の発想は、人権を重視する糸谷に対して、異なるイデオロギーの間の対話を試みる戸谷と、人工知能に対する意見の相違を除けばよく似ていると感じる。関西若手棋士のリーダー格の糸谷は、哲学ゼミでも鋭い質問のシャワーで戸谷がたじたじとなったらしい。糸谷は勝負の世界は「何をもって勝ちとするか」という戦略が大事と見ている。2021/10/12

けんとまん1007

33
阪大同期生の対談。将棋を知っていることもあり、糸谷8段のことは、知っていた。読んでなるほど。哲学者だなあ~と。自分なりの信念・思想げ明確で、その上に、物事の考え方・行動が成り立っている。直近の勝敗ではなく、長い眼で見た勝敗という視点。戦略と戦術の違い。面白い。2019/02/10

はじめさん

25
1988年産まれたの同い年かつ大阪大学大学院で同じ哲学研究室にいたという2人の「戦い」がテーマの対談集。方や在学中から将棋棋士、方や今や哲学助教授。将棋大会で糸谷流に敗れたり、某女流棋士と仲良くて嫉妬心もあり糸谷先生あんまり…だったけど、初の国立大卒棋士だけあってすごい頭いいのがわかる対談。ワシが女ならイチコロやな。/ 将棋ってえのは殺し合いや! 的なのは古い価値観だが現代人は自分とは関係ない所での生き死にかかった勝負は好き。/ 哲学カフェ、読書会についての言及も。コミュニティになると新規集まり難くなる?2018/12/29

しーふぉ

24
糸谷哲郎は将棋棋士である。しかも竜王という最高のタイトルを獲得しA級というTOP10のクラスに入る実力の持ち主であり、大阪大学の大学院で哲学の研究をしていた一面も持っていた。対談の相手戸谷洋志は大阪大学大学院の研究室仲間だという。対談なので哲学の話しも入り込みやすい。2020/06/27

OKKO (o▽n)v  終活中

21
図書館 ◆哲学の修士号を持つ将棋棋士糸谷哲郎八段とそのゼミ友である追手門学院大学の戸谷洋志特任助教による対話。勝負、AI、哲学と社会、そして幸福について、主にそれぞれの立場を明らかにしつつ ◆聞き慣れたDJダニーの口調が脳内で再生できる見事なリライト! ◆なにせ哲学音痴のウスラバカであるわたくしにゃ~いっぺんで理解しろと言われてもそんなの無理無理なので、まずはざっと。同時に図書館から回ってきた『ビブリア』と『三日月堂』をやっつけた後に再読しよう ◆本書、現代思想の問題系との取り組み方入門にいいんじゃないか2019/05/28

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