出版社内容情報
戸谷洋志[トヤヒロシ]
著・文・その他
糸谷哲郎[イトダニテツロウ]
著・文・その他
内容説明
棋士と哲学者―。1988年生まれ同士の異色顔合わせによる対話の記録。いまほど「人間」の自明性が疑われている時代はないのではないか。「人間」を巡る様々な問いを、棋士と哲学者の二人が勝負論や幸福論など様々な切り口から考察。
目次
1章 勝負論(「戦略」と「戦術」;哲学者の「価値」とは ほか)
2章 AIとどう向き合うか(AIは人間を超えたのか;AIは将棋をどう変えるのか ほか)
3章 哲学と社会の関係(ハイデガーの世界概念;ハンス・ヨナスと倫理学 ほか)
4章 僕らの幸福とは(僕らの世代の価値観とは;「ゆとり世代」は本当に幸せなのか ほか)
著者等紹介
戸谷洋志[トヤヒロシ]
1988年、東京都世田谷区生まれ。専門は哲学、倫理学。大阪大学大学院博士課程満期取得退学。現在は追手門学院大学の特任助教。現代思想を中心に、科学技術をめぐる倫理のあり方を研究している。第31回暁烏敏賞受賞
糸谷哲郎[イトダニテツロウ]
1988年生まれ。将棋棋士。八段。2014年に羽生善治を挑戦者決定三番勝負で破り、森内俊之から竜王位を奪取、久々の20代タイトル保持者となった。現役の棋士として初めて国立大学へ進学し、大阪大学文学部にて哲学・思想文化学を研究。大学院ではハイデガー及びヒューパード・ドレイファスを研究し修士学位を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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禿童子
けんとまん1007
はじめさん
しーふぉ
OKKO (o▽n)v 終活中