島津久光の明治維新―西郷隆盛の“敵”であり続けた男の真実

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島津久光の明治維新―西郷隆盛の“敵”であり続けた男の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781616131
  • NDC分類 219.7
  • Cコード C0021

出版社内容情報



安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

「名君」だったのか、ただの「地ゴロ」だったのか。鎌倉時代の誕生から、約700年。数々の名君を生み出し、薩摩藩主となった島津家。その家に生まれながらも、維新の立役者・西郷隆盛に「地ゴロ(田舎者)」と否定された男・島津久光。「薩摩の国父」として、幕政の中枢に乗り込み、藩の存在感を示した彼の功績とは。久光を中心に、薩摩藩から見た幕末をニュートラルに分析すると、今まで顧みられなかった、明治維新の一面が浮かび上がる―!

目次

第1章 すべてのはじまり―名家島津家誕生
第2章 徳川家との因縁―薩摩藩の成立
第3章 薩摩幕末史の幕開け―島津斉彬・久光兄弟の登場
第4章 毛利家との複雑な関係―薩長闘争の勃発
第5章 討幕か否か―分裂状態の薩摩藩
第6章 徳川家との開戦―新時代の主導権争い
第7章 明治政府への抵抗―薩摩藩の不満
第8章 一時代の終焉―西南戦争という結末
終章 華族のトップとして―島津公爵家の誕生

著者等紹介

安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部「趣味の会」、東京理科大学生涯学習センターなどの講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aqua_33

49
図書館行った際に目についた本作。「翔ぶが如く」で西郷憎しという立場で出てくる島津久光について。これを読めば「翔ぶが如く」の背景の一部についてより深く理解できるかも、と思って手に取りました。だいぶ駆け足的な内容でしたが島津久光が西郷をとことん憎むのも頷ける気がしました。西郷の島津久光に対する「地ゴロ(田舎者)」の一言がなければもう少し憎しみも薄まったのでは…。《2017年257冊目》2017/12/12

スプリント

8
知名度で忘れがちですが、島津久光は薩摩藩の藩主ではないんですよね。本書では島津家の成り立ちから明治維新後までの歴史も書かれています。2018/02/25

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