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出版社内容情報
巻来功士[マキコウジ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
131
「キン肉マン」を読みたくて小3から中2ぐらいまでの間、週間少年ジャンプを購読していた。当時からオカルト好きの私としては巻来功士さんの「メタルK」は注目作だった。そして満を持して連載開始された「ゴッドサイダー」は大好きでしたね。阿太羅が好きで千手斬舞でベルゼバブに挑んだ姿が忘れられず。本作では600万部まで伸びたジャンプの舞台裏が読めます。巻末の対談も併せて読むと、やはり担当の編集者さんとの相性というか繋がりも大きいと思う。編集者がK氏でなければ、巻来さんもジャンプで違う作品を書いたかも。興味深い作品。2017/01/29
ヒデキ
58
私が、少年ジャンプを読んでいた頃の作家だった巻来先生の回顧漫画です。 漫画家志望の少年が、漫画家になっていくまでの過程と 漫画家として生きていく姿を自分の視点から描かれています。御大たちの回顧録と違い、生活に困るという描写が無いのが、時代を感じてしまいます。 巻来さんの作品は、当時のジャンプの中で珍しいタイプのSF作品だったので、彼の作品が終了する度に残念な気持ちになったことを思い出しました 2021/08/17
トラシショウ。
35
インパクト溢れるタイトル、扇情的な帯の言葉に惹かれて、かなり久しぶりに作者の本を手に取る。青年誌で「ミキストリ」、少年ジャンプで「ゴッドサイダー」「機械戦士ギルファー」等の過剰なまでのエログロ、残酷描写、何より、あの「メタルK」でのトラウマレベルでの衝撃を当時の読者に植え付けた作者が如何にして少年漫画家を目指して奮闘し、そして志半ばで夢破れ、より自由な作品を目指して少年漫画と訣別し青年誌へと至ったかについて赤裸々に語る自伝的な作品。本編もそうだが、巻末の堀江信彦との対談が抜群に面白い(以下コメ欄に余談)。2016/02/09
こも 旧柏バカ一代
33
著者さんの名前は存じ上げてなかったが、ゴッドサイダーは知ってた。古本で読んだのかな?けっこう頻繁に連載が切られてもすぐに新連載が出来るってのは凄いと思いながらも、ジャンプは酷いなとも、、 あと、最後の対談の方が凄く面白かった。2020/10/07
J7(読メ低浮上中)
33
まず最初に謝っておきます。この『連載終了!』に関心を持った理由・・それは作中に若かりし日の『ジョジョ』の作者・荒木飛呂彦先生のお姿が描かれている、ということでした。でも、“ライバル側の作家さんの視点から見た荒木飛呂彦”というのを聞いたとき、(その手?があったか!)と眼から鱗だったのです。考えてみれば当然、、群雄割拠の少年ジャンプ誌上にて鎬を削るうえで、対抗意識を抱く相手がいないわけがないのです。そして荒木先生を含む、あらゆるジャンプ作家と相対した漫画家・巻来功士という人はどんな漫道を歩んできたのか。 2016/03/28
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