出版社内容情報
大阪バファローズ研究会[オオサカバファローズケンキュウカイ]
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内容説明
「悲劇の球団」に捧げる―“黄金時代”の記憶が、いま甦える!男、涙の名シーンを紙上に完全再現!ファンの“思い入れ”濃縮の一冊!
目次
プロローグ 酒豪、打豪、「昭和の二刀流」永淵洋三―『あぶさん』のモデルとなった大酒豪選手の伝説
第1章 記憶に残る名試合―天国と地獄、歓喜と悔恨…名シーンの数々を紙上再現
第2章 記憶に残る名選手―伝説のプレーヤーが輝き、戦った瞬間を切り取る
第3章 記憶に残る名監督―ファンが名将たちと過ごした“至福の時”
第4章 知る人ぞ知るバファローズ伝説―球団史に刻まれた名・珍場面9選
第5章 バファローズの軌跡―日本一ならず!近鉄パールスから大阪近鉄バファローズまで
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KF
8
一冊読み終えましたが満足感には物足りない感じでしたね。深く愛して深く調べて語り合っている方々の同好会気分の出版のように感じました。バファローズかオリックスを名乗る前は近鉄で、史実としてバファローと単数系を名乗っていた時期があり、その以前に沿線の販売を意図してかパールスを名乗ったのが発端だった…この程度の事は全て知っているわけです。創設以来の年度毎の成績を細かく、しかし頁は乏しく、荒く纏めた感じも否めず。買わなくて良かったとは思ったものの、借りるべきでもなかったな、が感想です。 お勧めしません。2024/04/05
シロー
4
近鉄最後の監督だった梨田さんが楽天監督就任会見で近鉄野球の継承を掲げたことを受けて近鉄ファン有志五人が近鉄野球とは何ぞやを纏めた一冊。となると近鉄ファンのはしくれとしては読まないわけにはいかない。有志五名は本職のライターらしいがかなり素人臭い文章。「センター前弾」等おかしな表現が多い。更に近鉄ファンがブライアントの伝説の四連発の打球方向を間違えてるのは戴けない。殊更新しい発見も無く、近鉄ファンとしての熱意は買うけど内容はかなり物足りない。失礼ながらこれくらいなら自分でも書けるのではないかとすら思えた。2016/04/17
birdie-birdie
2
昭和の時代に輝いていた球団です。ちまちまとしたプレーはせず、野武士のように豪快な野球が好きでした。一度も日本一になれなかったけれど、それがかえって、記憶に留めることになる。野茂、阿波野、マニエル、ブライアント、中村紀、など、真っ向勝負のスカッとする野球でした。2021/08/14
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- 活動寫眞の女 集英社文庫