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出版社内容情報
丸木文華[マルキブンゲ]
著・文・その他
村崎ハネル[ムラサキハネル]
イラスト
内容説明
花見客で賑わう墨堤。武士の数馬は桜餅を盗んで捕まった少年、鈴と出会った。平安貴族のような格好をした不思議な少年、鈴。数馬はその無垢な美しさにすっかり魅了されてしまう。それから一月。数馬は鈴と思いがけない再会をするのだが、なんと鈴にはけもののような耳とふさふさの白い尻尾が生えていた…。妖狐、鈴と数馬…一途な恋心が芽生え、二人の甘やかな日々が始まった。だが、その噂が殿の耳に入ってしまい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
39
★★★★☆。江戸時代の剣豪風攻め×妖弧。狐の受けが子供でかわいい。攻めも穏やかな青年で、あとがきにあったように割とほのぼの路線だった。最後の最後にちょっとうるっときたりして、自分が今まで読んだ丸木作品の中で一番ほっこりしました。イラストも良かったし大満足です。2015/05/07
辺辺
26
けも耳モフモフバンザイ!食いしん坊バンザイ!なんておバカでかわいい子狐だろう。朴念仁な侍攻めがこの子振り回されっぱなしのエピは唯々面白楽しい。初っ端からお互いに惹かれ合う処も良いね。ただ、床に雪崩れこむ前にあれこれと色々大変な目に遭ってたけど、それほど悪趣味なパターンではなかったので、全然己の許容範囲内(←ヘンタイ)。それにしても、江戸のお料理が美味しそう(ジュルリ)お終いでの人間とケモノの寿命の差を縮めるオチもそれなりに納得。絵師・村崎さんの絵もカッコかわゆい。ツンな美狐兄のお話をスピンでいつか是非。☆2015/06/11
たにしぃ
14
なんかアッサリしてた。料理が美味しそうだったな〜2015/05/14
白黒杏仁
9
子狐冒険記?鈴に振り回される数馬が大変そうで、でも楽しそうでもあった。数馬が初めての相手になるのかと思いきや捕まった時にアレコレされててっていうのは、ちょっと嫌かも。徴を付けては数馬であって数馬ではなくなってるような。可愛くさっくり読めるお話。2015/05/27
suisei214
8
ちょっと駆け足気味にお話が終わってしまって残念。スピンオフがあるなら兄の方が読みたい…悲恋でもいいので2015/05/31