まんがで読破
コーラン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781612690
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



Teamバンミカス[チームバンミカス]
著・文・その他

内容説明

イスラームを信じる人々の信仰と生活との基盤が、『コーラン』(クルアーン)である。ともすれば「男尊女卑」「暴力の容認」というゆがんだイメージが先行しがちだが、実際の彼らはどんな教えを信じ、何を考えているのだろうか。“イスラームという生き方”の基盤が示された、唯一無二の聖典を漫画化。

目次

コーラン
六信 アッラーと天使
諸啓典と諸預言者
六信 来世
六信 定命
五行
ジャーヒリーヤ
社会革命
迫害
夜の旅
聖遷
マディーナの共同体建設
イスラム法
ジハード
マッカ征服

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

214
イスラム教が多神教に対するアンチテーゼ、他の一神教に対するひとつの提示から始まったのだなと勉強になった。2019/03/24

徒花

96
まあまあ。なぞのお爺さんがジン(精霊)にイスラムの教えを学ばせるため、時空を旅しながらコーランの内容、ムハンマドの略歴をたどるマンガ。マンガ内でも説明されているように、コーランはアラビア文字で読まないと意味がないし、その言葉の美しさを感じられないこと、そして預言者の顔などは描写できないなど、かなりマンガ化するのが厄介なものだったとは思うけれど、イスラムの教えを肯定的なスタンスで上手く解説できているのではないかと思う。当時の社会の状況もなんとなく学べる。2021/12/03

ひろき@巨人の肩

89
創始者ムハンマドはセム系一神教の創始者で唯一、社会的・政治的指導者。その為、クルアーンの教えは、質実剛健で自他を厳しく律するものが多い反面、指導者としての実力が布教を広めた印象。イスラーム誕生の背景は、当時アラビラ半島を支配していた部族社会的な都市国家にて生じる格差是定。多神教が信仰されるムハンマドの生誕地マッカよりメディナへ移住後、イスラム暦が開始。マッカ奪還を含め多くの死線を乗り越えてイスラム帝国の礎を築く。その中で生活習慣がクルアーンとなる。クルアーンの音色はとても神秘的で心地よかった。2021/01/29

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

63
イスラム教イスラム教と言っている私だが、近頃は「イスラーム」と言うようだ。コーランも「クルアーン」と呼んだ方が良いようだ。マホメットも「ムハンマド」。イスラム教徒と付き合う事がなかった私は本当に無知である。そんなクルアーンを漫画で解説。本書は間違いなくこのシリーズの名作のひとつである。イスラム教とキリスト教の類似点と相違点が興味深い。イスラム教だとイエス・キリスト(やはり呼び名が違うが)は120歳まで生きたそうだ。イスラームの方がハッピーエンドで優しいのである。なのにムハンマドは戦う。宗教やはり不可思議。2018/10/28

はる

29
面白いしとてもわかりやすかった。私が読んだ宗教本の中で1番わかりやすく簡潔にまとめられていたかも笑 宗教独特の矛盾は感じつつ、一生かけて考えないとなあ。そしてムスリムであることに誇りを持つほど理解して信仰したいなあ。2020/03/14

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