出版社内容情報
バラエティ・アートワークス［バラエティアートワークス］
著・文・その他
内容説明
１８世紀フランス。人々が王政に不満をつのらせはじめていた時代に英雄ナポレオンは生まれた。めざましい戦果と不屈の精神によって皇帝までのぼりつめたナポレオンだが、同時にそれは衰退のはじまりであった…。数々の栄誉と裏切りに直面しながらも最後まで己の理想を追い求めた英雄の力強い言葉と波瀾に満ちた生涯を漫画化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
24
18世紀フランス。人々が王政に不満を持ってつのらせはじめていた時代に英雄ナポレオンは生まれた。めざましい戦果と不屈の精神によって皇帝までのぼりつめたナポレオンだが、同時にそれは衰退のはじまり。ナポレオンの生涯を描いた一冊でした。2018/11/12
たまきら
13
だんなさんが借りてきた。う～ん。申し訳ないがはっきり言って池田先生のエロイカのが何倍も面白い！だんなさんにそう言っているのだが、彼は少女漫画を読まない。…少女漫画を読まない男性は大きなものを失っておる。名作アラベスクを読んで「オチがない」といった不届きものである。天誅じゃ！2016/02/24
sui
2
「図解 地政学入門」でヨーロッパ諸国に大きな影響を与えたナポレオンについて知りたくて読む。 なぜ土地が豊かなわけでもないロシアに攻め入って凋落したのか不思議だったが、これを読んで流れが分かった。(海上でイギリスに勝てない→経済で圧迫しようと「大陸封鎖令」を敷く→「大陸封鎖令」に非協力的だったロシアに制裁を加えようとした)2019/07/15
カイトウ
2
ナポレオンもそうだが、歴史に名を残す英雄は割と褒められるような生き方をしていなかったりしているものだが、それもよく言えば強烈な人間力ゆえの破天荒な生き方なのだろう。その強さ、真っ直ぐな所に人が惹かれていき英雄となる。盛者必衰の理はこの西洋にも当てはまるが、衰退はするが無くなりはしない。 なぜなら今もフランス国民の心の中には、彼の強さを忘れていないのだから。2018/06/23
sui
1
再読。武力で王政から共和政に変わって、地続きのヨーロッパ諸国からは警戒感が強かったのは理解できるが、同盟国が作れなかったんだろうか。周辺国がみんな敵だと、どんな優秀な指導者がいても、いずれ失速してしまう。そう思うと、現代の国々は過去の失敗を踏襲しないように同盟を結んでいると思った。2023/07/02
