出版社内容情報
平野貞夫[ヒラノサダオ]
著・文・その他
内容説明
この国難的状況に、完全に機能不全に陥った民主党を飛び出し、政治生命を賭けて新党「国民の生活が第一」を結成した小沢一郎。彼がどのような人生を送り、何を考え、そして今、来たる政界再編へどう動こうとしているのか―。三十五年に渡って小沢一郎を陰に日向に支え、「小沢一郎の知恵袋」と呼ばれた著者が、政治家として、また人間としての小沢一郎の“実像”と、今後の政界戦略を明らかにする。
目次
序章 されど小沢一郎は決して死なず(小沢一郎の離党・新党結成の真相;民主党の堕落 ほか)
第1章 いま語る五五年体制崩壊の「真実」(政治改革と経世会の騒動;金まみれの五五年体制の「裏側」 ほか)
第2章 「政界再編」、知られざる舞台裏(国民に意識改革を求めた『日本改造計画』;想定外の自民党分裂、新生党結成 ほか)
第3章 小沢一郎と私、その原点(衆議院事務局という世界;イメージとまるで違った「国会の仕事」 ほか)
第4章 新進党、そして自由党へと至るイバラ道(村山首相のサプライズ辞任と「住専国会」;「日本版ペコラ委員会」で梯子を外された小沢一郎 ほか)
第5章 民主党、その栄枯盛衰のすべて(民自合流への紆余曲折;「小沢代表」就任が潰えた理由 ほか)
著者等紹介
平野貞夫[ヒラノサダオ]
1935年、高知県出身。法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。衆議院事務局に入局。30歳で園田直・衆院副議長の秘書に抜擢され、その後も前尾繁三郎・衆院議長の秘書や委員部長を歴任。ロッキード事件後の政治倫理制度や、政治改革の実現をめぐって当時衆院議院運営委員長だった小沢一郎を補佐し、政策立案や国会運営の面から黒子役として彼を支える。92年、衆院事務局を退職して参議院議員に当選。以降自由民主党、新生党、新進党、自由党、民主党と一貫して小沢と行動をともにし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称された。有限会社土佐南学会代表、日本一新の会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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