出版社内容情報
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ[レフニコラエヴィチトルストイ]
著・文・その他
宮原育子[ミヤハライクコ]
翻訳
目次
1 言葉を武器にするために
2 上手な他人とのつきあい方
3 成長のための「経験」の活かし方
4 不幸を手放し、幸福を手にする方法
5 この世界を生き抜くために
6 人を愛することの効能
著者等紹介
トルストイ,レフ・ニコラエヴィチ[トルストイ,レフニコラエヴィチ][Толстой,Лев Николаевич]
1817‐1862。19世紀ロシア文学を代表する作家・思想家。『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』などの文学作品で世界的名声を獲得する一方、人生観や道徳観にまつわる随筆・論文も多く残した。権力者や教会などの既成権力を批判したため、弾圧も受けたが、民衆には深く愛された。質素な生活を好み、私財を社会活動に投じたため家族との折り合いは悪く、高齢になってから家出を繰り返しており、その最期も家出中に小さな駅の駅舎で迎えている
宮原育子[ミヤハライクコ]
早稲田大学大学院文学研究科中退。2002年DHC翻訳新人賞優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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SK
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装丁は、おしゃれ。ただ、それぞれの言葉に見出しが付いているが、本文と一致しない意訳のようなものが多く、違和感を感じた。読んでいて、見出しはかえって邪魔だった。内容も、ほぼ「智恵の暦」からの引用で、偏りがある。この本を読むより、トルストイ自身の著作や、他の伝記などを読んだ方が、有益だと思う。2013/10/30
Yamashita Takaichirou
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ニーチェやゲーテの人生訓とは一味も二味も違う。「欲を満たす努力の半分を、欲を捨てる努力に変える。するとより多くの幸せが手に入る。」「肉体の不調は、精神を拡張する好機となる。」「死の直前、ほんの少しだけ生きる瞬間を贈られたのが、今の状態だ」2012/05/13
breguet4194q
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トルストイの箴言集です。(本人は教会から破門されてますが)様々な悩みにキリスト教的な見地から、アドバイスされてます。2018/12/27
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- 和書
- 流行心中 文春文庫