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まんがで読破
菊と刀

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784781606941
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



ルース・ベネディクト[ルースベネディクト]
著・文・その他

内容説明

伝統的な武士道の精神のもと、己の魂を磨き、世間に恥じぬよう生活してきた日本人。アメリカの文化人類学者ルース・ベネディクトは、欧米人にとって理解しがたい日本精神について研究をはじめる。なぜ日本人は恥を恐れ、恩や義理を重んじ、周囲との調和を望むのか?今なお日本人の心に根づく「文化の型」を示した研究書を漫画化。

目次

日本人
階級制度への信頼
恩と義理
身から出た錆

著者等紹介

ベネディクト,ルース[ベネディクト,ルース]
1887~1948。アメリカの文化人類学者。コロンビア大学で人文学の博士号を取得後、同大学で教鞭をとる。アメリカの第二次世界大戦参入にともない、戦略研究に参加することになる。そのとき触れた日本文化の特異さに驚き、1946年に『菊と刀』を出版。その2年後に冠状血栓症のため他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんらんしゃ🎡

51
外国人が見た日本人像。あらためて我が身を知らされる。古い本ではあるが日本人のDNAは変わってない。何年かごとにこの本の研究本が出されることをみても、今だに色あせてない名著なんだろう。マンガ本では舞台を現代日本とし、より理解しやすくなっている。2017/11/17

としP

23
日本人にとって重要なのは「周りにどのように思われているか」。繊細で神経質なのである。「日本文化」=「恩・義理の文化」である所以はそこにある。良い意味では「礼儀正しい」。悪い意味では「自分を押し殺し、自分を苦しめている」と言える。後者が現代日本の病巣とみなされ、焦点が当てられることが多いが、本来は「他人への感謝、自立して立派に生きる」ことを目的としている。『菊と刀』の題名において、「菊」は見栄えの良い、外から見た美しさを表し、「刀」は、錆が出ない、強い精神を表しているという。2017/12/09

ひろ☆

16
ざっくり現代マンガになっているので、原作と忠実なのかわからないけども、日本人が控えめ、足並み揃えるっていうのは、周りから仲間外れになることへの恐怖心っていうのは納得。今はだいぶ変わってきたけど、昔はまんまそうだったんだろうな。2014/10/01

トッド

15
■先の大戦時の米国の日本研究の書。■日本人➡義理人情、伝統、礼儀、協調性、神経質、受け入れる姿勢、子供老人に親切。■問題点➡❶国民性の矛盾。❷階級制度への信頼。■恥➡周りの目と評価。■美徳➡忍耐。■恩➡返しても終わりがない➡義務感が生じる➡義理。■米国人は活躍に感動し、日本人は犠牲に感動する。■菊➡見栄えがよくなる様に中に針金を通され品評会や葬式に出される。■刀➡攻撃的なものではなく「錆」を出さない様に心を強く保つ精神の象徴。■恩や義理の文化は他人への感謝を忘れずかつ自立して立派に行き様とする心なんだよ。2021/04/05

おくてつ

14
まんがで読破を読破するシリーズ。 日本文化を欧米に伝えた研究書として、菊と刀というタイトルは知っていたけれど、この本だと日系企業に就職し、異文化コミュニケーションに悩み、克服したティム君の物語にしかなっていない気が。2018/09/09

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