智恵の贈り物<br> 徒然草―世を厭い人を恋う

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智恵の贈り物
徒然草―世を厭い人を恋う

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781606460
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0030

出版社内容情報



吉田兼好[ヨシダケンコウ]
著・文・その他

稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
解説

内容説明

「捨てる強さ」を持ってこそ見える、人間の力とあたたかさ。日本最高の随筆に秘められた、現代を生き抜くための154の知恵。

目次

1 「本物の視点」を手に入れる(内なる自己と向き合う;内面を磨き上げる ほか)
2 「他人との距離」を取りなおす(酒はたしなみ;上に立つ者ほど倹約を心がける ほか)
3 「捨てる強さ」を身につける(あるものを活用する;執着の根元をみつめる ほか)
4 「人生の質」を高める(住むところに人格が出る;読書でおのれを高める ほか)
5 「無常」を生きぬく術を知る(二度とない「いま」を意識する;目に見えない変化に敏感になる ほか)

著者等紹介

兼好法師[ケンコウホウシ]
鎌倉‐南北朝期の随筆家、歌人。本名は卜部兼好。京都・吉田神社の神職を輩出する家柄に生まれたため、吉田兼好とも呼ばれる。初めは下級貴族として朝廷に出仕したが、30歳ごろに出家。隠遁生活に入り、日本三大随筆の一つ『徒然草』を著す

稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部中国文学専修卒、同大学大学院文学研究科博士課程修了。同大学文学学術院教授。北京大学中国古文献研究センター客員教授。中国古代学を中心に、東アジア全体の文化史・芸術史に幅広い関心をもって精力的に仕事を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

黒木 素弓

6
これは、徒然草の中から154センテンスを抜き出し、時代背景や兼好の生活観、影響を受けた中国の書物などの解説を交えながら、現代に生きる人たちへのメッセージとして稲畑耕一郎氏が再編成しています。徒然草の魅力を再発見できる良書です。2014/08/25

die_Stimme

3
本尊に向かう前に。著者が『徒然草』から自らのセレクトで現代語訳と言語をセットで抜粋したもの。たしかに今に通ずる格言のようなものも含まれるが、これだけでは著者なりの全体像が提示されるわけでもなく『徒然草』じたいの評価はしづらい。けど、説教くさくてしんどそうだな、というのが今のところの印象。2023/12/11

Yuji Hamano

2
改めて徒然草の魅力を教えてくれた一冊。ちょっとちゃんと読んでみようかなとおもった。徒然草の時代背景ももちろんあるのだろうけど、今を持って色あせない理由は多分に真理だからなんではないだろうか2014/08/13

Hideki Meguro

0
徒然草を一文ずつ解説。所有しないこと、ひけらかさない事、老いを悪いこととばかり思わないこと、分を弁えることなど、私には実践し難いことを教えてくれた。それでも、少し不用品を処分しようかと考えることが出来た。2017/07/10

PAN

0
★22023/03/20

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