出版社内容情報
吉田兼好[ヨシダケンコウ]
著・文・その他
稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
解説
内容説明
「捨てる強さ」を持ってこそ見える、人間の力とあたたかさ。日本最高の随筆に秘められた、現代を生き抜くための154の知恵。
目次
1 「本物の視点」を手に入れる(内なる自己と向き合う;内面を磨き上げる ほか)
2 「他人との距離」を取りなおす(酒はたしなみ;上に立つ者ほど倹約を心がける ほか)
3 「捨てる強さ」を身につける(あるものを活用する;執着の根元をみつめる ほか)
4 「人生の質」を高める(住むところに人格が出る;読書でおのれを高める ほか)
5 「無常」を生きぬく術を知る(二度とない「いま」を意識する;目に見えない変化に敏感になる ほか)
著者等紹介
兼好法師[ケンコウホウシ]
鎌倉‐南北朝期の随筆家、歌人。本名は卜部兼好。京都・吉田神社の神職を輩出する家柄に生まれたため、吉田兼好とも呼ばれる。初めは下級貴族として朝廷に出仕したが、30歳ごろに出家。隠遁生活に入り、日本三大随筆の一つ『徒然草』を著す
稲畑耕一郎[イナハタコウイチロウ]
1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部中国文学専修卒、同大学大学院文学研究科博士課程修了。同大学文学学術院教授。北京大学中国古文献研究センター客員教授。中国古代学を中心に、東アジア全体の文化史・芸術史に幅広い関心をもって精力的に仕事を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒木 素弓
die_Stimme
Yuji Hamano
Hideki Meguro
PAN