出版社内容情報
アラン[アラン]
著・文・その他
内容説明
なぜ人は「不幸」に思い悩み、「幸福」を求めるのか?フランスの哲学者・アランによれば、「幸福」を得るいちばんの方法は、「不幸」の原因について考えることではなく、まずは「行動」を起こすことが大事であるという。人類の永遠の命題であり、さまざまな議論が飛び交う「幸福」の問題について、「もっとも真理に近い」と評されるアランの代表作を漫画化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
33
【好きです まんがで読破】あーそういえばこれむかし読んだー『幸福になる義務』??よく解らなかったような記憶が、、、 今は、ちょっと解ります。アランさんがちょっと好きになりました。2014/09/15
ゆか
28
私の子供時代に読んだ心のバイブルの一冊に「少女パレアナ」があります。どんな困難に陥っても嫌な事があっても「喜びの遊び」でよかったに変え生きていきます。最初は、なかなか上手くできず、でもだんだんそれが私の中で習慣化されていき、現在も続けています(ちなみにパレアナは、次作「パレアナの青春」であの遊びは子供じみていて現実には不向きみたいなニュアンスを語っていて、まだ続けていた10代の私は、愕然としました)この幸福論にも共通性を感じました。本文より「苦しみにあれこれ理由を探さずただ病気として我慢する」「不機嫌の→2018/09/27
チェ・ブンブン
18
自分が好きな「多忙」は幸福を招き、暇は雑念を生む概念はまさに私のことだ‼︎why don't you play in hell.多忙を遊びと捉えている私は暇に哀しむのである。しかし、またしてもこの漫画は無駄が多かった。そして、ラストの偽善的働きが露骨すぎて笑えた。あんな隠キャラ無視しちまえよ‼︎互いに精神磨耗するだけだよ!よろしくない...2013/10/29
源
12
ドニの悲観的な態度が印象的。周囲に連鎖しかねない。それでも上機嫌が人の心を溶かしていく。主人公が友のために思い悩む姿に深く共感。手軽に『幸福論』。2002年。2020/01/26
もっちゃん
12
幸福とは何か...。「自分が幸福でいることが他人への一番の礼儀なのだ」ではどうすれば幸福になれるのかということがこの本に書かれています。ときどき読み返したい私のバイブルのような本です。「ああけっこうなおしめりだ」でひとりで爆笑してました(笑)あと運動ってやっぱり大事なんですね。2014/11/27