まんがで読破
百人一首 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 190p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781606040
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報

天智天皇から順徳院に至るまで、百人の歌人の和歌を一首ずつ集めた和歌集『百人一首』。 そのわずか31文字のなかに込められた情景をたどっていくと、 当時の人々の情感豊かな想いがよみがえる。 古来より続く、日本文化の象徴であり、また、かるた遊びとしても人々に親しまれ、 時を超えて読み継がれる名歌の数々を漫画化。

内容説明

天智天皇から順徳院に至るまで、百人の歌人の和歌を一首ずつ集めた和歌集『百人一首』。そのわずか31文字のなかに込められた情景をたどっていくと、当時の人々の情感豊かな想いがよみがえる―。古来より続く、日本文化の象徴であり、また、かるた遊びとしても人々に親しまれ、時を超えて読み継がれる名歌の数々を漫画化。

目次

秋の田の
百人一首ことはじめ
恋の歌
四季の歌
離別の歌
羇旅の歌
雑の歌
こぬ人を

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜の女王

23
☆☆ 百首の中から、恋、四季、別れ等、テーマ毎にいくつか選んで解説。読んだ人物と時代背景もわかり易く説明されているので、百人一首入門としては悪くはない。ただ、どうしても『うた恋い』と比べてしまう。歌の解釈、感動、キャラ立ち、どれを取っても『うた恋い』の方が上。例えば、儀同三司の母(高階貴子)が藤原道隆との恋を詠んだ「わすれじの」の歌。両方で取り上げられているが、面白さという点では『うた恋い』に軍配。歴史的正確さという点ではこれ。つまり全体に想像力が足りない。2014/07/07

ひと

16
天智天皇で始まり順徳天皇で終わる百人一首。選者である藤原定家による編纂、貴族全盛の平安時代、数は少ないけれど取り上げられた和歌・読み手の背景が丁寧に説明されていて関心が高まった。一つ一つの歌をこのレベルで掘り下げられると面白い。勅撰ではなく、定家の個人的な趣味で選んだからこそ味わい深い面もあるのかもしれない。定家はくせ字だったようだけど、一首ずつ色紙に書いた襖の趣はきっと見事でしょう。日本文化、侮れないしまだまだ知らなすぎる。定家の日記である「明月記」などの古典ももっと読んでみたくなる。2023/02/18

Wisteria

14
千年経っても人の心は変わらないのだなぁ。誰でも必ず共感する一首があるはず。胸が締め付けられる。2021/12/17

アルカリオン

12
KindleUnlimited かなり良い。一部の歌について、詠み人や歌の背景等をストーリーで示していて、非常にわかりやすい。2021/09/22

なま

9
★★★★☆藤原定家が京都嵯峨の小倉山の別荘で屏風(襖)に書き写した嵯峨山荘色紙和歌を基にした小倉百人一首。天智天皇から順徳天皇までの約550年の間に年代を追って、全部で百人の和歌を取り上げたもの。恋、四季、離別、雑のテーマに分けて代表的な和歌を漫画化。藤原定家が百人一首を作成する逸話も載ってます。個人的には清少納言の62首 よをこめて鳥の空音ははかる共 よにあうさかの関はゆるさじ を書き上げた背景に大納言行成と軽妙なやり取りをする清少納言の教養の高さを感じた。人物像や背景もわかる。◎2018/11/24

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