腹を割って話した

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腹を割って話した

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781605708
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0095

出版社内容情報



藤村忠寿[フジムラタダヒサ]
著・文・その他

嬉野雅道[ウレシノマサミチ]
著・文・その他

内容説明

対話で綴る、もうひとつの『水曜どうでしょう』番組を裏で支えるディレクター陣が、北海道の温泉宿で夜を徹して語り合った。これまで互いに知り得なかった根幹の部分に触れる、初の対話集。

目次

1 某日午後、北海道定山渓温泉に向かう車中で、腹を割って話した
2 夕方、温泉に入ってから腹を割って話した
3 温泉宿の夕食を食べ終わって、腹を割って話した
4 午後9時を回って、腹を割って話した
5 午前0時を回って、さらに腹を割って話した
6 午前2時を回っても、腹を割って話した

著者等紹介

藤村忠寿[フジムラタダヒサ]
65年5月29日、愛知県出身。90年にHTB入社後、東京支社編成業務部に配属、CM営業に携わる。95年に本社の制作部に異動し、『水曜どうでしょう』の前身となる深夜番組『モザイクな夜V3』の制作チームに配属。96年『水曜どうでしょう』を立ち上げ、チーフディレクターを務める。番組ではナレーションも担当しており、その実力は玄人はだし。07年にはアニメ作品『茄子 スーツケースの渡り鳥』で声優デビューを果たした。また近年では『歓喜の歌』(08年)、『ミエルヒ』(09年)などドラマの演出も手掛けている

嬉野雅道[ウレシノマサミチ]
59年7月7日、佐賀県出身。東京でフリーの映像ディレクターとして活動後、95年にHTBの番組制作会社mirucaに入社、『モザイクな夜V3』を演出。その後藤村忠寿と組み、ディレクター兼カメラマンとして『水曜どうでしょう』に参画。10年4月1日付けでHTBに移籍。ドラマ『歓喜の歌』では四宮康雅とともにプロデューサーを務め、『ミエルヒ』では同氏とともに企画、福屋渉とともにプロデューサーを務めた。同作はギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、照明技術賞、放送文化基金賞、文化庁芸術祭賞優秀賞ほか多くの賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

109
オーディオブック。(※敬称略)北海道のローカル番組から全国区の人気番組となり、大泉洋や安田顕がメジャーになるきっかけとなった伝説の番組「水曜どうでしょう」…その名物ディレクター藤村忠寿&嬉野雅道が、番組の裏側や仕事論について語り合った対談集第1弾。2011年3月刊行ということで、当時の最新作「原付日本列島制覇」の裏話もたくさん収録されていますよ。そして、この本の全体的なテーマは“温泉”(笑)…なるほど、「どうでしょう」が面白いのは、彼らが“温泉=気持ちいい”状態で作っているからなんですね!2024/11/09

ニッポニア

56
水曜どうでしょう、それほど見ていませんが、再放送とかやっているとみる。その中毒性を当事者から解説。以下メモ。2重取り、隠して見えてますよ、と言われても丸抱えで物語として受け入れる素地が日本には歴史的にある。気持ち良い状態、「温泉」に浸かるために、気持ちよくなりながらバトンを渡していく。こっちが用意した風呂に一番気持ちよく入ってくれる、確信犯としての大泉洋。旅行の最中はつまらないのが当たり前、面白い瞬間にカメラはよっちゃダメ。「藤村くん、一番とるか!」サイコロの旅で、サイコロを振るシーンもカットする。2024/09/08

saga

49
【再読】「原付日本列島制覇」の旅を終えた直後の対談。この本では「水曜どうでしょう」の制作裏話がこれでもかっ! というくらい語られている。藤やん・うれしーの奇跡的な出会いで生まれた番組だと実感。うれしーのHTBに来る前の苦労話も知ることができ、感慨深い。原付の旅では、追走する車内からミスターと大泉くんのバックショットを撮り続けるという荒業を見ることになるが、変にズームアップすることなく淡々と引き画になっていることも、うれしーの経験がなせる業だったのだ。2020/07/01

saga

40
伝説の「水曜どうでしょう」を創ったディレクターの会話を本にしたゆる〜い企画。どうでしょうの制作全てに亘り貫かれているのがユルさ。彼らは「温泉」と表現している。なるほど、言い得て妙な気がする。『腹を割って〜』は藤村氏の口癖なのかも知れない(大泉エッセイを見た個人の感想です)。しかし、この何でも言い合える関係は奇跡の出会いだと思うし、だからこそどうでしょうが続いているのだと感じた。本書最後の会話がテンピュールかいっ! とツッコミを入れながら笑って読了。2013/10/29

tokkun1002

32
水曜どうでしょう関連本。ディレクター2人がどの様に思いあの愛すべき番組を産み出したのか、彼らの対話を記録した1冊です。コアファンの為の読物でした。つくり込まれたお笑いか、素材の味をより自然に活かすお笑いか。僕は両方を隔てなく愛してます。うれしぃの語りを読めて嬉しい〜の(≧∇≦)2013/09/26

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