まんがで読破
ガリア戦記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781605234
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



カエサル[カエサル]
著・文・その他

内容説明

紀元前58年、ローマの平定を目指すカエサルは、属州総督の任務にふさわしい地をガリア地方と決める。しかし、ガリアでは数百におよぶ部族が乱立し、原住民たちは常にゲルマニアの脅威にさらされていた―。未開の地へと挑む英雄カエサルの偉業がいきいきと綴られ、古典最高峰とも謳われる軍事記録書を漫画化。

著者等紹介

カエサル[カエサル]
紀元前100~紀元前44頃。共和政ローマ末期に活躍した政治家・軍人。三頭政治、ガリア遠征、内乱とめまぐるしい活動を経て終身独裁官となり、共和党から帝政へと転じるきっかけとなった人物。自らの手で記した『ガリア戦記』は、文学的にも高く評価され、歴史研究の上でも貴重な史料となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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徒花

285
カエサルがガリア地方(ローマの属州地域)の総督に任命され、その地域に暮らす各部族を平定していきながら、政治的腐敗が進む本国の元老院とも政治的駆け引きを繰り広げつつ、最終的には任期が終了して敵対する元老院勢力の画策で逮捕されそうになるんだけど、そこでクーデターを決意してルビコン川を渡る(「犀は投げられた」)ところまでがマンガでわかる。とりあえず予備知識がついたので、今度はちゃんと翻訳版を読んでみたい。このあたりの時代のことももっといろいろ勉強してみたい。2017/10/05

ゆか

29
受験のため世界史を選択したものの、全く覚えられず、第一志望の学校が二教科受験だったため、世界史を捨て、二教科受験の併願校を探して受験した過去を思い出してしまうほど、理解できなかった。カエサルはどんな相手でもあっという間に味方へ引き入れる天才的なまでの人心掌握術で、恐怖に陥った兵達の士気を1度であげられる。敵の情報収集にもたけている。次々とベルガエ人部族の降伏を得ていきガリア部族の服従を得る。最後は賽は投げられたでおわります。2018/09/27

イリエ

18
サクッと読めるとたかをくくっていたのですが、なかなかの情報量です。紀元前の話なのに、詳細に伝わっているんですね。複数の敵と対峙しつつ国内の情勢に注意を怠らない、シーザーは超有能な人だなー。民族のカラーも(この漫画ではあまり描かれていませんが)あって、敵キャラが立っている状態。ですから、余計に面白いです。「無能な共和制よりも独裁政権のほうがマシ」に思えてしまいます。とにかく、常勝のうえカッコいいシーザー。「これしきで弱るローマ軍ではないことを教えてやろうではないか」2022/01/22

シチミ

14
初めてガリア戦記に触れた。ただ、ちょっと知らない国、知らない部族、知らない名前の連続があまりにすごくて、頭に入りづらい。もともと複雑なのだから仕方ないのか?カエサルがものすごく有能だということは伝わった。戦争の駆け引きと、政治の駆け引きや裏工作と、人心掌握の力の、全てにおいて長けている人物なんだなと思った。主にガリアを制圧するための戦争にずっと関わりつつ、同時進行で内政のぐちゃぐちゃにも対応しつつ、さらに他国の驚異(主にゲルマン)にも対応しつつという、ひとときも休まる暇のない人生という感じ。まあ、すごい。2021/02/06

シンヤ

14
今まで全く興味なかった本でしたが、ライフネット生命保険(株)会長兼CEOである出口治明さんの著作でガリア戦記が紹介されていました。それがきっかけで読みたくなったものの、途中挫折するのではないか…と思い、まず入門書として漫画本から手にしたのは本当に正解でした。未開の地に挑む英雄カエサルの偉業がいきいきと綴られ古典最高峰と謳われる軍事記録です。カエサルの思慮深さと決断、兵を鼓舞する演説は天才的なまでの人心掌握術‼ リーダーのあり方、ローマの為に働く姿は感じるものがあります。2017/03/03

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