• ポイントキャンペーン

まんがで読破
動物記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 179p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781604220
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



シートン[シートン]
著・文・その他

内容説明

19世紀、文明化の波が広がり野生動物の乱獲が進むアメリカ開拓時代。猟師として、画家として動物の生態を研究していたシートンのもとに狼退治の依頼が舞い込む。そこで出会った狼たちの、決して人間に屈しない姿が、彼の人生に大きな転機をもたらす。総数55編にも及ぶ『動物記』の中でも傑作とされる「オオカミ王ロボ」と他2編を漫画化。

目次

時代と悩み
私の愛犬
銀狐
オオカミ王
今後の仕事

著者等紹介

シートン[シートン]
1860~1946。イギリス出身の博物学者・画家・作家。カナダの開拓農場の大自然の中で幼少期を過ごす。挿絵画家として自立し、パリで画家修業を積みながら、動物研究の成果を物語集として発表。後に高い芸術性を世界中に評価され、「動物文学の父」と称されるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

44
前から気になっていたシートン動物記。マンガで読みやすかったです。原作は19世紀のアメリカ西部開拓時代に書かれたそうです。作者のシートンは、開拓時代にむやみに自然が人の手で破壊されているのを憂いていたようで、自然の大切さを伝える為にも、シートン動物記という動物物語を書いたようです。このマンガの中では、「私の愛犬」「銀狐」「オオカミ王」の3話がのせられています。どの話も、動物達は一生懸命に生きており、必要以上に人間の欲望の赴くままに自然を侵すのは良くないというのがメッセージとして伝わる内容でした。2017/07/10

のぶのぶ

29
ファーブル昆虫記を読み、シートン動物記も読みたいとまず漫画。シートン動物記、名前だけしか知らなくて、「オオカミ王ロボ」は、感動した。椋鳩十さんの「大造じいさんとがん」に展開が似ている。というよりシートン動物記が先だろう。動物にも愛情があり、愛するパートナーや子供がいて、奪われたら、人間と同じで敵意をむき出しにするし悲しむ。それも人間の理不尽な自然開発によるもの。そういう意味では、「大造じいさんとがん」より考えさせられる。猟犬ビンゴの話、きつねの話、3つ。他の小説も読みたくなりました。2017/02/16

><

26
初版2010年。一度読んでみたかった「まんがで読破」シリーズ。ざっくり流れをつかむという点では、いいかもしれない。次はマンガでないもので、読んでみたい。2014/05/19

はせこー

10
動物にも守るべきものがある それを人間が何でもかんでも奪ってはいけない2016/05/21

おくてつ

7
まんがで読破を読破するシリーズ。ファーブル昆虫記があれば、もちろんシートン動物記も。 有名な「オオカミ王ロボ」の他に、シートンの愛犬ビンゴの話と銀狐ドミノの話。 生きるために家畜を襲う獣。家畜を守るために野獣を駆逐する人間。生きるために狩りをする人もいれば、毛皮や愉しみの為だけに狩りもする人もいる。そもそも共存のバランスを壊したのは人間による自然破壊。ただの動物さんかわいいっていう話じゃなかったんだよな。2018/06/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/626799
  • ご注意事項