出版社内容情報
孫武[ソンブ]
著・文・その他
内容説明
武経七書のひとつにも数えられ、最古にして最高の兵法書と称される『孫氏の兵法』。その成立の裏には古代中国の長い戦乱の歴史と、生き残りをかけた「不敗」の真理が説かれている。戦いにおける「勝ち敗け」の条件とは、そして最上の策とは…?徹底的に戦いを分析し、その本質を見抜き、あらゆる分野での必勝の法則が記された兵法書を漫画化。
目次
戦いの原則
攻防
罠
勝ち取るもの
顛末
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またの名
8
「狄の統治システムでは常に支配階級の上にいる者に利潤が吸い上げられる仕組みだ だから早めに実力を示しておけば後は苦労せずとも国は豊かさを得られるが…末端に留まってしまったらそれこそ狄から離脱でもしないかぎり延々と搾取される側となる そしておそらく…そんな統治は長くは続かない」「そう 搾取され続ければやがてその国は枯れ果てて滅んでしまうだろう そしてその国を糧としていた国は自国を賄えなくなり同じようにやせ衰え滅んでいく」「そうなっちまえばあとは芋づる式に帝国は滅んでいくことになるだろうな」2025/04/17
おくてつ
8
新幹線の移動の時に、このシリーズで古典に触れていこうと思って手にした本。 だけど、膨大な孫子の兵法をこんな薄いコミックの文庫で語りつくせるわけがない。当時の時代背景が何となくわかった程度かな。2015/06/07
チコちゃん
7
簡単に読めて良かったけど…こ、これは…これだけ?!あらすじだけなのかと思った。それでも読み慣れない中国漢字たちを、抵抗なく楽しく覚えられたのは収穫かな。2015/08/15
はせこー
6
戦の真髄は兵法! もっと本格的に学びたい2016/12/24
こむしゃん@睡眠第一
6
孫子の兵法を元にした漫画です。章ごとに分かれているわけでもなく、孫子の兵法が文章化され説明されている文などがあるわけでもなく、歴史の流れや戦い方を兵法と混ぜて淡々と漫画化してあります。気分は、漫画三国志を読んでいるみたいです。2016/02/23